ジャンクフード

CoD4のマルチプレイはやっぱり最高だ。

言っておくと、奥深さなんてのはあまりない。チームの連携が重要であるとか、戦略性に富むとか。たとえチーム戦であっても連帯感は薄く、個人戦が同時多発的に起こっているように感じる。
さらに他のFPSに比べて先進的なシステムを搭載してるわけでもない。
ならどうして俺はハマったのか？

俺はCoD4のその軽さと爽快感に惚れたんだと思う。言うならばジャンクフード。深みは無いが、気楽に気軽に食べられる味。
テンポの早さがまず第一。リスポンは一瞬、スプリントを駆使して戦場を駆けめぐることが出来る。マップは十分に狭いし、常に前線で戦闘が出来る。
次に思いつくのが、銃弾が命中するときのSE。これが意外とテンションをあげてくれる。エアストライクを呼んでサクサクサクッと来たときは最高にハイだよね。
そして+10とかのスコア表示。行動の対価が即座に現れるわけで実に気分がいい。短い間隔で訪れるレベルアップやチャレンジ解除の音楽もいいな。これもまたテンションの維持に役立ってる。
とにかく間をもたせるように次から次へと向こうからフィードバックが来るので、ゲーム性とは裏腹にやりがいを非常に感じるんだ。
ストリークによる支援もゲームバランス的には疑問の声もあるけれど、ボーナスとしてプレイヤーの気分を大いに盛り上げてくれる。

こんな感じに瞬間的な気持ちよさ＝爽快感が連続して訪れるのがCoD4マルチの特徴じゃないかと俺は思ってる。それに殺し、殺されがせわしなく行われるためにキルもデスも軽くて、心理的にハードルが低いんだよな。
ただし、そのおかげでチームが勝っても負けても嬉しかったり悔しかったりすることがあまり無いので、個々の試合の印象は薄くなりがちかもしれん。

それにしても、こんな風に刹那的な瞬間を重視するゲームってのは実に現代的だなぁと思う。
でも、それだからこそ受けたんじゃないかな。ゲーム全体を貫く微妙なぬるさも相まって、CoD4があんなにもバカ売れしてDLCも即100万ダウンロードを達成しちまったんじゃないかなぁとか。
同時にコアなゲーマーから「評価されすぎ」と言う声が出るのもわかる気がする。ぬるくて浅くて、軽いから。

まあ、全部個人的な考えなんだけどさ、俺はこういう理由でマルチプレイしてるんだ。

廃人の証。

俺の中にここまで情熱と暇な時間があったとは。
二度とレベルアップの音が聞けないのが残念。ま、もうXPいらないからどんなネタプレイでもアリだ。

K/D等。

1.5程度。まあ、HQ専ならこんなもんでいいんじゃね。もっといい人もいるし、悪い人もいるしな。普通くらい。

命中率はあまり良くない。トリガーハッピーの癖が直らない。