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2021年にやったこと、2022年にやること

2022年に入って10日も経って2021年の総括をするのも変な話だが、早くやっておこう。

 

2021年はびっくりするくらい動きのない年だった。コロナ禍のさなかでそもそも動くこと自体に制限があったが。昨日と変わらない今日を過ごす、一週間があっという間に過ぎる、そんな一年だった。

 

資格の勉強をいくつか行った。

まずは2020年末に書いたLPIC。業務でLinuxをろくに触らないのに受けてしまったこの試験、2021年は304まで取ったが、正直クイズを解いただけで実用には程遠い、と感じてしまっている。なぜなら暗記で解けてしまうからだ。本来は高可用性や仮想化を業務をとしてちゃんとやっている人が、自らの知識を試すために受けるべき試験であろう。客観的に言えば勉強ができること、そして理解の入り口に立つことができるといった程度のものだろう。それが重要なのかもしれないが。流石にペーパーにはしたくないので今後も知識は深めることにする。

次に情報処理技術者試験。今年はITサービスマネージャ試験を受験し、合格することができた。300人くらいしか合格者がいないので特定余裕だ、受験者も少ないんだけど…。午前I試験のいわゆる共通知識試験はほとんど勉強していなかったけれど、特に問題なく通ったところを見ると、基礎的な素養は身につけられているのだと思う。今年は他の高度試験に取り組みたい。プロマネかネットワークあたりかな。

 

ゲームについては、なんといっても月姫の発売が大きかったと思う。2020年末の月姫に対しての嘆きはその当日中に解消されることになり、なんとも書いたタイミングが悪かったと思う。月姫は自分の中で大切なタイトルであり、リメイクをプレイすることで改めて自分の中にある価値観や評価の基準というものを再確認し、相対化できたと思う。20年前との感性の変化も感じちゃったな。だがそれもよし。今年は魔法使いの夜のコンシューマ版も発売されるようだし、改めてノベルゲームというものに向き合ってみたい。

2020年末にガンガンプレイしていると書いたApex Legendsはあまりやらなくなってしまった。膨大な時間をかけることに対する徒労感が原因だろうか。娯楽に対してこのような感情を持ってしまうのは良くないことなのだが……。もっとたくさんのゲームがあり、アニメがあり、映画その他娯楽がある中で、これだけに時間を費やすのは勿体ないのではと…そんな考えが浮かんでしまったのだ。そんなに年を取った気もしないんだけれど、最近は自分に残された時間を意識してしまうことが多い。この時間の使い方が正解なのか、悩むようになってしまった。

 

あと、年末にやったDemons Rootsが意外なほど自分に刺さってしまった。ストーリーもさることながら、自分の好きだったものを自分の好きなものとして作りたいという姿勢に感銘を受けた。ライナーノートを見るに、たぶん作者は自分と同世代だろう。自分はクリエイターでも何でもないが、何も作らないままで死ぬのも惜しい、と思ってしまった。何年もかけて情熱を注ぎ込めるものを今年こそ見つけたい。

 

今年やりたいことを色々書いてみよう。

まずは大学院に行くこと。社会人で大学院に通うという選択肢を取っている人を知識としては知っていたが、実際に大学院に行っている人がたまたま近くにいて、実感を持ったことがきっかけ。実際時間面、資金面で可能かは知らんが、心の底ではやりたがっている。自分を証明する証が欲しいのかもしれない。

上記と関連するかもしれないけど今年は数学の勉強をしたい。最近競技プログラミング関連に興味が出てきたことがきっかけでもある。自分は学問としてのコンピュータサイエンスをろくに学んでいないというのがコンプレックスになっている。なので独学でも学んでおきたい。鈍った頭の体操のためにもなるしね。

 

2020年末にも書いた気がするがAWSの資格を取りたい。特にソリューションアーキテクトのプロフェッショナルを受けること。最近は日本語のテキストも結構出てきて勉強しやすくなったこともあり、ちょこっと勉強していたのだけれど本気で取得を目指したい。まあ業務で使うことはないんだけれど、クラウドインフラストラクチャというのがどんなものかを知っておくことも素養だろうか。実際に使ってみて何かを立ち上げるのも良いかもしれない。

 

英語の試験を受ける。コロナ禍もあって試験系はどうしようかなといったところでもあったけれど、しばらく受けていないTOEICやより実用的なTOEFLにチャレンジしたい。英語に関してはアウトプットが圧倒的に足りてないなと思うのでそこを重点的に。

 

サブスク関連。Disney+とdアニメストアに去年入りました。豊富な映像コンテンツだがほとんど見れていないというジレンマ。ただ観たいものはたくさんある。Disney+ではMCU関連を総ざらいしたい。飛び飛びでしか観れていないので。現代を生きるオタクの基礎知識としてマストではなかろうか。個人的にはX-FILEが全シリーズ入っていることを知ったのでそれも観たい。はるか昔日本でやっていた頃のシーズンしか観れていないからだ。あの頃すごく好きだったので。dアニメストアではプリティーシリーズを復習中。プリパラを1年目まで観た。あと3年分くらいあるんだけど……。プリチャン、プリマジの後に観るプリパラも発見があって面白い。

ゲーム関連は、2月にエルデンリングが出るのがとても楽しみ。ダークソウルIIIもSEKIROもBloodborneも楽しかったから、本当に楽しみ。ダークソウルIIは絶賛積んでいるのでそれまでにせめて1周はプレイしておこうか…。逆にそれ以外の発売予定をあまり知らない。近頃はAAAで楽しみというものも少なくなってしまった。このあたりは加齢を感じてしまうな……。

絵を描きたいなーと思って、昨年iPad ProとApple Pencil2を買った。もちろん絶賛放置中なので、今年こそは何かしらやろう。iPad Pro自体はかなり良い買い物だった。電子書籍リーダーやYoutube他映像再生デバイスとしては非常に良い。動かないゲームもない。ただ性能を値段分活かせてる気はしないねぇ……。

 

と、去年のことと今年のことをダラダラと書いてみた。最近体調が悪いこともあって、睡眠時間や健康が自分の中でキーワードになりつつある。ジム通いも目標に入れてもいいかもしれない。

月姫 -A piece of blue glass moon-プレイしたとか(あまりネタバレにならない感じ)

月姫リメイクが発売されて2週間経過したので、色々と感想をつらつらと述べる。まず「発売おめでとう」。次に「良かった。次にも期待している」。旧作の持つ雰囲気を維持しながらも演出をアップデートさせ、魅力を増したアルクェイドルート、旧作とは大きく変わり独立した物語となり堂々ヒロインと名乗れるようになったシエルルート、どちらも新しい月姫の形ではあったと思う。

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ハミダシクリエイティブとか

去年感想書いてたんだけど、下書きのまま残してたのを見つけたので、ちょっと修正して書いておく。

 

 

自分は昔のエロゲーマーで、現代エロゲには詳しくない。

かつてのように葉鍵だ型月だと騒いでた時代も遠くなり、「エロゲは衰退しました。」議論に参加しては、やんちゃしていた時代を懐かしむような人間になってしまった。エロゲが表現の最先端の時代は間違いなくあったが、今はそんな時代ではない。そう思っている。

…という前段もあるんだけど、やっぱり時々エロゲの情報は収集していて、2020年9月発売の「ハミダシクリエイティブ」にひかれ、プレイした。アンテナに引っかかったのは、その手のコミュニティで極めて評判が良かったからだ。これは運命だと告げていたので、即トレーダーにダッシュしてきた。この直感はあたりだった。

まどそふとのゲームは初めて。前知識は以前同ブランドの「ワガママハイスペック」のアニメをやっていた記憶があるといった程度だ。

本作のキーワードは「突出した才能」と「不登校」だろうか。このゲームのヒロインたちは「不登校」の状態にある。だが、それを補って有り余る「才能」に満ちているため、そもそも登校する積極的理由もないというのが本作の面白いところであり、テーマでもある。 こういう天才系のヒロインは一作に一人くらいならままあると言えるが、全員というのは珍しく、面白い。そしてその才能のあり方も現代的だ。ヒロインはそれぞれ「声優」「小説家」「イラストレーター」「Vtuber」をやっている。Vtuberがあるのが今風だ。

そしてストーリー。不登校を題材としながらも、不登校に至る人間の性根を叩き直すといった説教じみた展開は一切なかった。なぜ学校に行かなくてはいけないか、なぜ人間と関わらなくてはいけないか、というところを問い直している。それぞれのヒロインがそれぞれの結論を出すのだが、どれも個性的で面白かった。

 

本作をプレイして一番すごいなぁと感じたのは、SNS描写だろうか。Twitter(作中では別名だが)への投稿だったり、リツイートしたり、炎上したり、炎上の背景にある感情が、いちいち普段自分が感じているものと近かった。

お世話になってる店に閑古鳥が鳴いている。よしバズらせて宣伝だ!というエピソードがあったりもする。これも今ならではの話じゃなかろうか。ついには「エゴサをするな」とヒロインの一人が言い出したときには、思わず爆笑してしまった。

いや…非常にリアルだ。現代を描くなら、このくらいの描写はもはや必須だろう。オタクを描くにせよ、動画やVtuberを見るのは既に当たり前のオタクシーンなのだ。

 

でも、一番好きなのはこのシーン。

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エロゲ…に限らず恋愛劇というのはただ単に好きあって付き合うだけにとどまらない。どんな創作だって恋愛を描くなら、ドラマチックにするために様々な出来事を振りまくものだ。それをこのセリフは一発で破壊する。痛快だ。まあだいたいイチャイチャした展開が続くんだが、それもまたよしだ。

ライターの名前は存じあげないが、テキスト・シナリオのレベルは高いように見受けられた。キャラクターもかわいい。ボリュームも短すぎず長すぎず、ちょうど良いと感じた。4人ヒロインで20シーンなら最近のエロゲとしては標準的な分量とも言える。あまり偏執的なフェチシーンもなかったので、ライトなエロゲに分類されるだろうか。

とにかく、とりあえずサクッと面白いエロゲをやりたい、という人にはおすすめできるかな。

 

それにしても、最近はヒロインのASMR音声を売り出していたりするんだなぁ…エロゲ会社の音声商売は本当増えたなぁ…。

2020年やったこと

2エントリ前が2020年の目標だった。日記の更新がほとんどできてなくて困る。

去年の目標に対してどれだけやったかの総括。

 

今年はとにかくコロナでいろいろと狂った一年だった。幸いにも時分の業種的には大きな影響はなく、ライブ関係がなくなったので幸いにも金は貯まった。旅行も行かなかったし。

そんな中であまり大きなことを実現できなかったなぁと思いつつ、この一年の振り返り。

 

今年の夏に引っ越しを行った。8年くらい住んでた場所を引き払って新しい場所へ移った。便利な都会ではなく、自然のあふれた郊外へ。それなりの労力(ガラクタの処分)と費用はかかったが、部屋は広くなり、設備も良くなり、生活の質はかなり上がった。極めて満足している。通勤時間は以前の倍くらいになったが、コロナ禍による在宅ワークが増加していたのであまり気にならなかった。今年はあまり通勤しない年だった

 

そう在宅ワーク。リモートでも仕事はできると実感したのと、細かいコミュニケーションがおろそかになる辛さを痛感した。人とろくに話さない自分ではあるが、隣にいれば雑談をしかけることくらいある。そんな細かいコミュニケーションがわりとモチベーションであったり仕事のしやすさにつながっていたんだなぁと思ったりした。始業ギリギリまで寝ていて生活レベルがめちゃくちゃになったりもした。

 

大きなこととしては海外関連。今年の初め頃にアメリカに出張に行った。ちょうどコロナを騒ぎ始めた頃で、まだなんの制限もなく渡米できていた時期だ。初めの方は遠征して観光したりする余裕もあったけど、後半のほうはロックダウンでどこも閉まっていて難儀した。帰ってくる時の空港はこんな感じ。ひどいもんだった。

アメリカ出張した結果、ヒアリング能力がかなり向上した。だいぶ英語のニュースなんかは聞き取れるようになってきた。予めコロナ~だとか大統領選挙~だとか話題の種類を脳内にセットをしておけばおおよそわかる。ニュースキャスターみたいなはっきりした英語はいける。ただ現地人だとかYoutuberみたいなのはまだ聞き取りづらいとこが多い。あとスピーキングはめちゃめちゃなので、ここはもっと練習したい。たぶん半年くらいアメリカで仕事してればそこそこ喋れるようになるだろうという実感は得られた。

コロナの影響もあって試験がなくなったりしたこともあって、TOEICTOEFLは受けなかった。来年落ち着いたら受けたい。

 

AWS試験は受けなかったがLPICの試験は受けてみた。Level1をとってLevel2の途中。Linuxは全く知らないというわけでもないので、暗記中心でなんとかなるので楽だった。むしろある程度体系的にLinuxを勉強し直せたので良かった気さえする。2月~3月に受けたい~みたいに書いてたけど、結局受けたのが10月~12月になってしまった。出張したり引っ越ししたりコロナだったりして落ち着いたのがその時期だったのだろうか。

 

ゲーム。夏頃からはApex Legendsを今更のようにやっている。LVは100を超えたくらい。ランクはプラチナ4まで行けた。まあ未だスタート地点くらいだろうか。このゲームのせいで今年のゲーム経験とか処分時間がめちゃくちゃになったが、バトルロイヤルゲームの流行に乗れたという実績は解除できたので良しとする。日本のゲーム実況・配信では圧倒的な視聴者人気があるらしく、日本ではFPSの人気がないなんて過去の話らしい。そもそもフォートナイト人気もすごいしなぁ…。タイムライン*1ではフォートナイトをやってる人は全然見かけないので、本当に層が違うようだ。

 

嗜好品。ルイボスティーを飲むようになった。カフェインレスだから。

少し前まではデカフェのコーヒーだのお茶だのは軟弱者が飲むものと思っていた。カフェインが取りたいから飲むんだろう?コーヒーやお茶ってのは。

しかし今年睡眠不足を痛感するようになり、睡眠に非常に気を遣うようになった。寝る前のカフェインも控えるようにした。そしてカフェインレスの飲み物を探すうちルイボスティーにたどり着いたわけだ。ティーバッグも安価。味も気に入った。こうして寝る前に温かいルイボスティーを飲むのが日課となった。

 

アイマス関連。シャニマス飛躍の年だった気がする(自分の中で)。特にノクチル関連以降から、シナリオが往年のノベルゲームらしさが増していて、自分の中のヒットポイントが削られて続けている。切り替えのエフェクトといい、SEの入れ方といい、反復を多用する演出といい、BGMといい、明言せず匂わせるに留めるシナリオといい、スタッフはよほどそういったゲームが好きだったと見える。

特に最新シナリオの明るい部屋はすごい。葉月の父との思い出。墓参りする社長。開かずの間と呼ばれた寮の一室。ぐるぐる回る方位磁石。ひとつひとつをつなげていくと浮かびあっていく構成。流石だなぁと思った。まあその分ボリュームが多くて、気楽に読めないという難点も見えてきた(フルボイスで2時間超えはどうなんだろう…)

 

 

月姫関連。動きがなかったしモチベーション下がっていたのでろくに触れてなかった。

言語関連。モチベーションが(ry

インフラ関連。モチベーションが(ry

 

 

*1:一応Xboxの頃のゲーム仲間から派生したタイムラインを構築しているつもり

ダークソウル3クリアしたとか

ダークソウル3をクリアした。久々にゲームにハマった。自分がこれまでプレイした中でも格段に良いアクションRPGだった。

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まず遊ぼうとしたきっかけを述べさせてほしい。2019年になるまでいわゆるフロムの死にゲーは触れたことがなかった。しかし、去年発売されたSEKIROにハマったことをきっかけに、ポロロッカ的に遡ってフロム・ソフトウェアのゲームを次々とプレイしていて、これまでにBloodborneとダークソウルリマスターを遊んだ。そしてダークソウル2をスキップして3に手を出した*1。今までフロムの死にゲーの中では頭一つ抜けていると思った作品だった。どういうところが良かったかを簡単に述べる。

 

徹底的な遊びやすさ(=ストレスフリー)

ダークソウルシリーズは死にゲーだ。高難易度でプレイヤーに圧をかけ、それを克服する喜びを味わうことが仕様だ。しかし、それも度を越せばストレスになる。

ダークソウルリマスターを遊んだ際に最もストレスを感じたのは、篝火(リスタート地点)からボスまでの遠さだった。それは物理的な距離もあれば、スルーできない厄介な敵が配置されているというのもあった。*2ストレスが重なれば、ゲーム自体の評価を下げざるを得ない。

しかし、ダークソウル3では、ほとんどの場合ボスの部屋のすぐそばに篝火が設置されていて再戦が容易だ。プレイヤーはボスとの死闘を楽しみたいのだから、この仕様はとても良いと言える。

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また全体的に操作のレスポンスが良くなったと感じた。これは感覚的な話なのだが、ダークソウル3は、ボタンを押してから実際にキャラクターが行動するまでのラグやモーションのキャンセルが俊敏になっており、より直感的に、自然に操作できるようになったと感じる。動きの硬いキャラクターの仕様を理解して操作するのがゲーム性なところもあった旧作と比べたら非常に直感的なアクションゲームになったという印象を覚える。*3

さらにローリングによるスタミナ消費も減っているようで、最初の段階からローリングによる回避を多様ができ、全体的にスピード感が増していた。スリリングな戦闘を重視しているのだと思ったし、それが遊びやすさに繋がっていた。

美麗なグラフィック

SEKIROとは違って「中世欧州」的な世界観ではあるが、それにとどまらずない幻想的な空間が印象に残った。吹き溜まりの空いっぱいに逆さまの建物が刺さっている幻想的な空間、イルシールの冷たい風景、アリアンデル絵画世界の雪原風景等は特に印象に残った*4

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ダークソウルにせよBloodborneにせよ、基本的に薄暗い世界を描いていることが多く、その重々しさを魅力としているところもあったが、本作では空が広けた場所も多く、古龍の頂きのような青空が広がるエリアもあった。いわゆるフォトジェニックなロケーションが少なくない印象だった。もちろん地下墓地や沼地といったおどろおどろしい場所もたくさんあったのだが。

 

よく練られた強敵の数々。

基本的に豊富な攻撃パターンを持つ敵の攻撃パターンを学習し、それに合わせてローリング回避/盾受けを判断し、消耗を抑えながら敵のHPを削っていく。これはSEKIROで好きだった部分と同じだった。強敵の行動の隙をチクチクと突いていく楽しさがあった。

場合によっては敵は隙を見せているが、敢えて攻撃せずにスタミナ回復を行うといったスタミナ管理の要素も楽しかった。

また、ほとんどの攻撃には有効な回避策が用意されており、自分がダメージを受けたときは判断を誤ったときがほとんど。それがわかるだけに理不尽さはあまり感じなかった。発狂的な全体攻撃や極めて回避が難しい攻撃の連発といった理不尽要素は少なかったように思う。

 

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ミディールはほとんどの攻撃の予備動作が長く、見切りを楽しめるボスだった。

旧作ではボスよりも転落死に気を遣ったり、部屋の狭さが最大の敵といった本質的でない部分でストレスを溜めることも多かった。しかし、少なくともダークソウル3はボス部屋で基本的に落下することはなかった。*5場所取りもゲーム性という考えもあるとは思うが、個人的には純粋に敵の動きだけに集中したかったのでこの仕様は合っていた。

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シンプルに強いフリーデ。3連戦という長さも強敵

特に出来がいいと感じたのは人型のボスだろうか。攻撃を見切って回避して攻撃という王道の戦い方。これが一番死闘している感じがあり、楽しい。特に印象に残ったものとしては竜狩りの鎧や無名の王、奴隷騎士ゲールあたりだろうか。敵の攻撃をかいくぐる楽しさがあり、緊張感があり、ダークソウル3らしいボスだったと思う。

 

 

他にもシンプルなエスト管理や武器の強化・変質ツリーの整理等、細かいところでも改良が加えられていて遊びやすさを底上げしていた。ダークソウル3は、確かに骨太で難易度の高いゲームではあるが、とても遊びやすいゲームだと言える。

 

50時間程度プレイして1周目をクリア。それでも十分遊んだというわけではない。まだ使ってない武器は山程あるし、また本作の魅力であるマルチプレイも体験していない。それだけボリュームたっぷりのゲームなのだ。発売から4年立った今でも数多くのプレイヤーが遊び続けている理由を垣間見た気がする。いつかはマルチプレイも遊んでみたいと思う。

*1:スキップのきっかけはこれhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm36684172

*2:悪い例はイザリスの混沌の苗床戦だ。道中が長い、ボスでは理不尽に即死する

*3:モンスターハンターワールドとそれ以前のモンスターハンターみたいな感じだろうか

*4:雪ばっかりだ

*5:ボス部屋に入る際に発生した落下ダメージもなくなった。なんであんな仕様だったんだ

2020年の目標とか

今年の抱負でも書こうかなと思って、はてなブログを開き、1年更新してなかったことを知った。ということで、1年ぶりの更新ということになる。

大した話でなく、自分の目標をただダラッと書いておきたい。そして定期的に棚卸ししたい。思えば自分はこれまで何十年も場当たり的に生きており、計画に従って動いたことがほとんどない。「まあ、人生とはそんなものさ」と独り言ちることもできるが、一度くらいは計画に従って生きる一年も悪くはなかろうという心境に至ったのであった。これは死ぬまでにやりたいリストのひとつだ。

ということで、今年やりたいこと羅列。

 

  • 引っ越し:今住んでいる賃貸が今年更新を迎える。いい加減長く住んでいるし、手狭になってきた(物が多すぎるとも言う)のでもう少し広いところに住みたくもあり、引っ越しを決意した。色々せわしなくなりそうなオリンピック前には引っ越ししたい。3月か4月かな。
  • 英語力:定量的にはTOEFLの受験を受けたい。留学する気はないがな。TOEICの方はもう少し頑張れば900点が見えてきたが、ListeningとReadingだけでなく、喋れて書けるところを強化したいという気持ちが強い。
  • 情報処理技術者試験:ここ数年いつも申し込みを忘れることでおれの中で有名。今年こそ受けよう。PM試験を。
  • AWS試験:昨年Solution Architect試験のAssociateを取得した。現在のところ業務で使うわけではないのだが、いつ業務で使うようになってもいいように、Professionalを受けたいと思っている。試験の前提に1年以上の経験ってあるけど、どこでするのだろうか?あまり試験期間を空けたくないので今年の前半に受けたい。
  • Linux試験:一番有名?なLPICを受けたいと思っている。Linuxは業務で使っているのだが、資格とか気にしたことなかったのがきっかけ。体系的に勉強したことないのでいい機会かもしれない。2~3月には受けたい。
  • つみたてNISA:これまでの人生、積立というものを意識してなさすぎた。今更ながら始めようと思っている。さっき申し込んだ。
  • 月姫20年のお祝いをする:月姫リリース2000年の12月の冬コミだったらしいので、どうも今年が20周年らしい。ファンの一人として何らかの絵文をしたためたい。とりあえず8月15日に向けて頑張る。
  • 月姫を再プレイする:10年以上プレイしてないので、いい加減おぼろげになっている。月姫は案外ボリュームがあるので時間のあるときにちょくちょく触ってすすめよう。ひと月に1ルートくらいの感覚で行きたい。
  • 言語の勉強:昨年はPythonにそこそこ触れる機会があったので、Goとか触ってみたいですね、みたいな感覚。なんかアプリとかつくりてーなーくらい。
  • インフラの勉強:そろそろkubernetes周りを一通り触れてないと危ない気がする。いくつか入門の本を買ったので少しずつ進める。
  • 十二国記を読み返す:新刊読んだけど、既刊読んだのが10年以上前(そりゃ新作10年以上ぶりだからな)なので、一度読み返したい。

 

とりあえず10分くらいで考えたのはこんな感じ。昨年よりも強い自分に。意識と技術を高めて、人生を楽しんでいこう。