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WD20EARSを購入

 今流行のWestern Digital製、WD Caviar GREENシリーズ、WD20EARSを購入した。2TBの容量を謳っている。


 去年の冬にSeagate製の1TBのHDDを買った。1TBなんてとうてい使い切れないような無限の容量に思えた。あれから1年と少々。例のHDDの残り容量を見ると70GBほどになっていた。
 地デジ録画とハイビジョンキャプチャ。これらは非常に、予想以上にHDDを食う。この1年で俺はそれを痛いほど学んだ。
 思い返せば、うちに初めて来たPCに搭載されていたHDDの容量は20GBだった。2000年のことだ。その時点から考えても10年で100倍になってるわけだ。もはや20GBなんてのはドライブの容量ではなく、1ファイルのサイズだ。凄い時代になったもんだ。


 さて、このWD20EARS。2TBの容量を誇りながら1万円弱で購入できることもあり、非常に人気が高いようだ。しかし、いくつか注意するべき点もあるよう。
 
"Advanced Format Technology"なる技術が用いられている点だ。これはセクタサイズをこれまでの512Bから4KBに拡張したものらしい。論理的には512Bらしいが。
 このため、"古い"OSであるWindowsXPで使う際には、不具合が生じるのだとか。
 もちろん回避策はあるのだが、パーティションの開始位置をごまかすといった多少面倒なことになっているようだ。

 Windows Vistaや7なら、割と問題はないらしい。そもそもこの技術が取り入れられた理由は、容量が増大するHDDをより効率よく扱うため、そして2TBの壁を超えるためなのだとか。これまで幾度もあった容量の壁…。137GBの壁なんてのもあったな…。今はその壁を乗り越える時期らしい。
 こんなときは静観している方が身のためだ。勇気があるなら、この先海のものとも山のものともなるかわからないWD20EARSを買えば良いのだ。
 

 それにしてもXPもレガシーになったものだな、と改めて感じた。