東京行ってきた

　東京行くだけでネタになるんだから、地方民ってのはまったく。

　iPhoneとPSPをかばんに詰め込んで、東京に行ってきた。目的は友人に会うため。その友人は今度東京を離れ、はるか遠く後、九州に行ってしまうという。そのお別れと、久々の東京を楽しむのがこの旅の目的だった。

　久々の東京は何も変わってなかった。東京を離れたのが3ヶ月前だから久々というのもおこがましいかもしれない。俺が東京に住んだってのは今年が初めてだし、縁もゆかりもない土地だったはずなのに、なんかこう帰ってきたって気になるのはなぜなんだろうな。
　これまで生活基盤のあった大阪や実家のある山口からこんなに離れているのに落ち着く。不思議なもんだ。

　例によって秋葉原にも寄ってきた。久々の電気街だ。今や秋葉原で手に入って通販で手に入らないものはないってくらい、だけれど、やはり現実に物が売られている現場を見るのは実感が違う。手書きのPOPに書かれた値段は、Webに載っている値段よりもすっと頭に入ってくる気さえする。
　ウィンドウショッピングというか冷やかしというか、ただ商品を見て回るだけでも楽しい。買い物ってのは買うことだけが目的じゃないんだな。その過程も結構大事で。1-clickじゃ味わえない良さもあるってもんだ。

　それにしても最近「今どこにいるの？」が知人と会ったときの挨拶の冒頭につくようになった。同じところにずっと住むことは難しい。俺だって明日はどこにいるか知れたもんじゃないしな。
　だからこそ、今いる場所を思う存分楽しもうと思っている。今週末は東京に行ったが、来週からはもっと今住んでる場所を廻ってみたいな。