まりあほりっく！

うわーやっぱ俺このアニメ好きかもしんない。

以前、「ダメだ、こりゃ、テンション付いてけない」って思ったけど、たぶんあれ嫉妬だったんだよ。
俺はぱにぽにだっしゅ！が大好きな人間だ。ぱにぽには未だ二期無いけれど、新房昭之作品で事実上ぱにぽに二期と目されてた作品はあったわけさ。ネギま！？や絶望先生だね。この三作品を、俺は個人的に先生三部作としてる。子供先生、魔法先生、絶望先生のな。

ネギま！？や絶望先生は両方ともぱにぽにとスタッフもキャストもかなり共通してる作品。作風も演出技法もよく似ていたと思う。でも結局それらの作品は、ぱにぽにだっしゅになり得なかった。
絶望先生は絶望先生という独自世界を築いてしまってた。OPからして違う。オーケンはまた別のベクトルだ。人体模型や仏像を羅列したシュールさは、ぱにぽにで目指してたシュールさとは別方向なんだ。
ネギま！？は今でもよくわかんね。

んで、今度始まったまりあ†ほりっくに、俺はぱにぽにだっしゅ！臭をものすごく感じるわけさ。ああ、これまであった新房アニメの中でもっともぱにぽに二期に近いと。

小林ゆうの"熱唱"するOPを見たとき、「ああ、こりゃぱにぽにだわ」と思ったもの。
色彩表現はいつもの感じだけれど、脚立やペンキ缶をモチーフとして散りばめられるわ、謎の3Dモデルが大量に出てくるわ、妙に気合い入れてかわいく見せるカットが挿入されるわで、実に黄色いバカンスや少女Qを思い起こさせてくれる。
さらに言うならOP曲も不真面目でいい。こんなフザけた曲、アニメでしか聞けない。早速CD注文した！

もっとも、話については未だよくわからん。まあ、シナリオで魅せるタイプのアニメじゃないってのはぱにぽにだっしゅ！好きの俺も理解してる。ああ、このアニメの見方がわかった。
ぱにぽに一話の実況スレはお通夜だったんだよ。でも終わる頃にはものすごく盛り上がる実況のひとつになってた。「見方」がわかればいいんだ。