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インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国

梅田で先行上映見てきましたぜ。

面白かった!

ナショナルトレジャーとかハムナプトラとか、インディ以降にも冒険!活劇!遺跡!なアクションアドベンチャー映画はあるけれど、やっぱりインディは違うなぁと。昨日の魔宮もそうだけれど、インディならではの小ネタの効かせ方が笑わせてくれる。
今回のネタについては色々と賛否両論らしいが、まあ、アークだの聖杯だのと似たようなもんだし、別に取り立てて騒ぐもんでもねえけどな、と俺は思ったよ。


ただ気になるところはあった。アクションシーンが来るたびに、なんだかゲームみたいだなぁ、と思っちゃったこと。

前作の頃と違って、CG技術は発展して、しすぎて、どんなにありえねー凄い映像が出てきても全然驚きを感じられなくなってしまった。すっかり慣れちゃったからね。この作品にも"すごい"シーンはあるけれど、既視感ありありで、個性が感じられなかったように思う。

それとこの映画のCGは決して質の低いものじゃないとは思うんだけど、逆にその質の高さがリアリティを失わせてる感じ。最近のゲームの映像が実写に近付いたから、実写の映画にCGをまぶしたものがゲームっぽく見えちゃうんだろうな。
また、この映画はカット割りがあまり複雑じゃない。ちょっと引いたショットが多いようで、敵と味方とその他のオブジェクトがきっちり枠に納まっているシーンが良くあり、それもゲーム画面っぽさに貢献してる感じ。


でもXbox360でアクションゲームとして出して欲しいなと思ったり。ユニバーサルスタジオのアトラクションにするには惜しい題材なような。



ついでに言うならインディ強すぎ。前作より現実でも作中でもかなり時間が飛んで(最後の聖戦が1989年らしい)、ハリソン・フォードもすっかり老けてしまったのに、インディは前作以上に超人的。物語中でも歳を取ったこと、じーさんになったことについて強調されてるのにもかかわらず肉体的には全く衰えを感じさせないのはちょっとありえないかなぁと。まあ、インディらしいっちゃらしいけどな。


ラストシーン良かったね。インディ・ジョーンズは生涯現役。そういうこった。