トトリのアトリエ サウンドトラック
トトリのアトリエ~アーランドの錬金術士2 オリジナルサウンドトラック
- アーティスト: ゲーム・ミュージック
- 出版社/メーカー: SMD
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: CD
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トトリのアトリエはゲームもなかなか楽しいのだが、音楽もいいと思う。
本作のテーマは「旅」、そして「海」がビジュアル的なテーマであるところから、全体的にラテン的なイメージの曲が多い感じ。
特に印象に残った曲について書いてみる。
Pilgrimage
主題歌。あまりガスト系の楽曲に詳しくないのだが、声質といいコーラスの入れ方といい、実にガストっぽい。
OP映像の「わ・た・し」部分のシンクロはゲームを起動するたびに楽しみにしてしまう。
足跡を辿って
本作のもうひとつのメインテーマ。フィールドの音楽であり、さらに各採取地域、森、平原、遺跡、荒地、洞窟、島では、それぞれ場所柄に合わせたアレンジが流れる。ゲーム中最もよく聞くテーマかもしれない。
Yellow Zone
戦闘曲。サントラのライナーノートにも書かれているのだが、かっこよさと女の子らしさの両立を目指した曲とのこと。楽器からして軽快な印象はあるのだが、戦闘曲としての緊張感が失われていない。強敵に出会ったときにかかるこの曲のアレンジRed Zoneともども本作を支えるBGMのひとつ。
GO GO TOTORI
中ボス音楽のひとつ。イントロがロボアニメを彷彿させるカッコよさ。メロディが口笛なのも荒野らしさが出ていてよし。
Ophiuchus
中ボス音楽のひとつ。他の曲と一線を画していて、存在感がある。ドラムの打ち込み感がかなり強かったり、コーラスかけたり、オリエントさをかなり直球で出したりと、一曲でいろんな表情をみせている。ラスボス戦に使用されてもおかしくない出来。
Terminus
ラスボス?音楽。なんとOPアレンジ。あの透明感と郷愁にあふれた主題歌がアレンジされるだけで、ここまで壮大になるとは。
聞きなれたメロディだけあって、「ここは負けられない」と思わせる、作中のトトリとプレイヤーをシンクロさせる本作最高の曲。
他にも良い曲が多い。久々にゲームサントラを購入したが、これは当たりだった。
…扉開けたら即ラスボスって、お前はPicoPicoの魔王か!