所在なき物欲

　何に価値を見いだすかってのは人によって全然違う。最近それをよく思う。

　先週の買い物の話を人にした。「新しいPCを買ったんだ」と言うと、そいつは怪訝な顔をした。なぜまだ使えるのに買うのか、と。
　5年前のノートPCでも全然平気な人もいれば、俺みたいに前のPCに特に不満がないにも関わらずリプレースしちゃう人もいる。PCが別の趣味や目的のための手段である人とPC自体が趣味である人の違いということだろうか。

　「どうして同じゲーム機を買うのか」とも言われた。それはごもっともかもしれない。

　先週の買い物は、安くない買い物ではあったが、かなり満足している。新しいPCはすこぶる快適で、確実に俺のコンピュータ体験は向上したと思う。新しいXbox360はPCの筐体の色と揃っていて、よく映える。テカらず、少しくすんだ感じの黒がとてもいい。どちらも買って良かったと思える。
　が、あまり人に理解されづらいのが、辛いところか。