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「ここからが本当の艦隊これくしょんだ」艦これレビュー

7月10日に始めた艦隊これくしょん。ようやく、「壁」と呼ばれる2つめの海域4ステージ目、通称「2-4」をクリアすることが出来た。これでようやく、一息つけたと言うところか。

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艦これは、7月10日に始め、1ヶ月ほどプレイしたことになる。1ヶ月プレイして、やはり面白いのではないか、と思っている。

もちろん最初は流行に乗り遅れないように体験しておくか、という気持ちもあったにはあった。だが、ベースとなるゲームがそれなりによくできていて面白く…あまり知らなかった旧帝国海軍の知識もあり…それ以上に登場キャラクターである艦娘に愛着がわくもので。キャラを好きになれるキャラゲーはいいゲームだと個人的に思っているので、艦これもいいゲームだろう。

 

艦これの良さはいろいろあるんだけど、特に感じるのは「ミリタリーネタをうまく落とし込んでいること」「人にゲームプレイを語りたくなるようになっていること」だと思う。

 

 

艦これが流行っているのを実感したのは6月くらいだろうか。その頃、Twitterのミリタリー好きクラスタやソーシャルゲームクラスタの間で艦これの話題が散見されていたが、「好事家の間で流行っているのだなぁ」と、ぼんやりと思っていただけだった。

本作タイトルだけは前々から知っていた。ずっと忘れていたが、4月24日に自ら記事をブックマークしていたことを後から思い出した。そこに自分でコメントしているとおり、「非常にマニアックなネタを扱っているなぁ」というのが第一印象だった。

 

ミリタリーネタというのは、すごく特殊で。

ストライクウィッチーズは非常に人気がある。ガールズ&パンツァーは人口に膾炙された。でもそれ以上に、ミリタリーな内容が陽の目を浴びないのも知っている。たとえば、タクティカルロアガールズ&パンツァーブームの最中に、「次は海だな!」と発言している人を多々見たが、すでに海上自衛隊協力の艦船をモチーフとした作品があることを知っている人はあまりいなかったように思う。今観ると結構ミサイル迎撃描写とか凝ってるなぁと思うんだけど、なんでそんなに記憶に残らない作品になったんだろう。

たぶん、この手の作品は、リアルすぎても、マニアックすぎても、受けない。かといってミリタリ的描写がぬるすぎるとマニアにそっぽを向かれる。非常にピーキーだと思う。

 

艦隊これくしょんの良いところは、そのミリタリを扱った作品特有のピーキーさをうまく隠蔽していることだと思う。「烈風…?いえ、知らない子ですね」という、一航戦「赤城」の台詞がとても好きだ。ちょっとおとぼけなお姉さんの台詞に思えるんだけど、ちょっと調べると、赤城が轟沈したのは1942年、烈風が完成したのが1944年であることがわかる。なるほど、知らないはずだ。

艦これではこんな風に、「あれ?」と気になったことについて調べてみると、たいてい答えが用意されている。ただのキャラ付けに見えることが、史実に裏付けされていたりする。それは全然押しつけがましくなくて、自然にプレイヤーを戦史や知識に誘導してくれる。これが「烈風は1944年に完成したので、本来赤城には載ってないんですけど、ゲームだからできます」なんて解説された日には興ざめだよね?

ミリタリー初心者には煩わしい部分をうまく隠蔽してくれていて、ステップアップしたい人にはフォロー、知っている人にはニヤニヤさせる…そんな風にできているのが艦これだと思う。

 

 

 

艦これは、ゲームとしては、非常に運の要素が強いゲームだと思う。建造・開発・ドロップ・戦闘…すべてにおいて運の要素が強い。正直に言うと、若干理不尽な領域に達しているかもしれない。運8割、その他2割くらいのゲームバランスかなと思う。

だからこそ、うまく運が向いたときがすごく楽しくて。フラッグシップ戦艦をクリティカルで沈めたり、T字有利とったり、ホロの艦娘があっさり手に入ったり。風が自分に向いていると感じさせるとトコトンついてる気にさせる絶妙な調整がいい。

 

ただ適当にプレイしていても結果は得られないのも事実。建造のレシピにせよ、マップ攻略の編成にせよ、ある程度の最適解は存在する。だけど、その上で運による抽選が行われるから結果が一意にならない。これが面白いんだと思う。だから人に自分の結果を伝えるのが楽しいんだ。おれはこんなにラッキー/アンラッキーなんだ!って。

 

この感覚は、攻略Wikiなんてものが無かった時代にゲームをやっていた頃のものに近いように思う。ゲームの攻略方法を聞くのは、いつも別の誰かからだった。おれが知ったことを誰かに伝え、誰かが知ったことをおれに教えてくれる。

何もかもすぐにネットに正解が書かれてしまう現代で(Wkipediaがまさにそうだ…!)、この感覚は二度と味わえないのではないかと思っていたのだが、艦これプレイ中はまるで昔のゲーム感覚に戻ったように思えてしまう。運の要素が強いから、「答え」があまり役に立っていないってのが実際なんだろうけど。みんなの答えに幅があるのが面白くて。

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「航空戦艦の時代か…」

 

航空戦艦は使える?使えない?「○○のときにすごく役に立ったから使える」「中途半端だからイラネ」…これは提督次第。

島風がでるのも出ないのも運次第。初日に出る人も一ヶ月後に拾う人もいる。

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画像はiPadから自宅サーバにアクセスしているところ。リモート艦これプレイ体制を仕込みました。

 

人によって100通りのプレイがあり得る。だからこそ、みんな艦これを語りたがるんだろうなぁ。

 

 

 

…さて、2-4を突破したわけだが、次は3つめの海域、あるいは4つめの海域をを攻略しなければいけない。そこにはまたいろいろ辛いステージがあるようだが…2-4で苦労した分、しっかりお返しさせていただこう。