STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス
STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 海羽超史郎,huke
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 文庫
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上下巻を読んだ。下巻は900ページ近くあり、読了に連休の一日を費やしてしまった。ゲームのノベライズとしてはかなり良い出来だと思う。原作をプレイしてない人間が読んでどう思うか知らないが、原作をプレイした人間にとっては随所にニヤリと出来る部分があって良かった。
そう、本作は意外とアレンジされている。小説として体をなすために個別ルートがばっさりカットされていたり、些末で冗長な部分がオミットされていたり、逆に原作で突っ込まれたところに(なんで48時間なのか?とか、なんでエンターでOKなん?とか)フォローが入っていたりと、よくよく原作に触れてないと書けないところが多くてGood。まぁフォローしすぎなのもどうかと言う感じかもしれんが。
ラストの展開は原作を踏襲しているようで、ちょっと違ってドキドキした。え、そうなるの?ああなるほどなぁ、そう来るかぁと。これがまた、うまいことノベライズという世界線を作り出してるなぁと。
アニメの脚本がどうなるかわかんねぇけど、このくらいうまくまとまってりゃいいんじゃないかなぁと思ったよ。
余談
http://steinsgate.tv/index.html
ニトロプラスつながりだし、コラボって前置きしてるけど、それでもアニメ始まったら「まどかのパクリ」とか言うのが出るんだろうな…まぁ言いたいことはわかるし、しかたねぇとも思うんだが。
意外と方向性違うのよね…。ほむほむはラボメンのいないオカリン。自力でなんとかしようとしてドツボにはまるオカリンだ。さて、ほむらはそこに気付けるのかなぁ。アンダスタン?