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ダリーヤ遺跡

マップ雑感

 Ver1.5の新マップダリーヤ遺跡での戦闘が始まって一週間が経過した。このマップはブラストランナーが渡河できないほどの深さを持つ川に分断され、両側の岸にEUSTとGRFのプラント、ベースが立ち並んでいる。
 川は橋とリフトを用いてわたることが出来る。陸地には立体的な構造を持つ遺跡があり、このゲームでは珍しい屋根のある場所での室内戦も行える。

 基本的に川を越えるルートはひとつしかないため、予想通り橋の両端で両軍にらみ合いが頻発するマップである。しかし、橋の中程からACジャンプによっていっきに向こう岸に渡ることもでき、さらに橋の上での戦いが白熱するほど、橋下が手薄になり、リフトであっさり渡河できたりする危うさも兼ね備えている。
 見た目以上にコア凸の多いマップであり、コア破壊によって決着が付くことも多い。

 このマップはどんな兵装も、どんな装備も活躍の場があるという点でなかなか面白い。コア凸マップなら、最速装備が望まれる。戦闘マップなら固さも必要だろう。ダリーヤ遺跡はその両方をわかりやすい形で体験できるマップなのだ。

 フルシュライク強襲はひたすら橋での戦いをスルーし、コアを目指すべきだろう。コア攻撃は勝利のための唯一の手段であると同時に、敵の注意を後方に引きつけ、前線を崩す働きもある。
 前線を抜けた敵を倒すために、何人もの味方が前線を離れ、背中を追いかけるという事象は覚えがあると思う。たとえコア攻撃は防げたとしても、前線は一時的に手薄になる。
 もちろん誰も追いかけないのでは、コア攻撃され放題なので、そのへんのさじ加減が悩ましいのがこのゲームだ。

 HGのような重装備はじりじりと前線を上げていくのがいいだろう。橋の上は41型や砲弾が飛び交う危険な場所だ。爆風にカスっただけで吹っ飛ぶ軽装に比べて、重装は比較的安定して進軍することができる。対岸のプラントを占拠することが出来れば、戦いは一気に有利になる。

 アセンでの特徴は、他のマップではあまり見ないアトラント、ギガノト榴弾砲を用いる人が比較的多いことだろうか。前線がはっきりと構成され、敵のいる場所がはっきりしているマップだからこその選択だろうか。

 兵装も偏らない程度ならどの兵装もまんべんなく活躍できる。強襲はいつも通り前線突破を目指すべきだろう。重火力は前線構成と橋上下の攻防の際に隣にいると安定感が増す。支援は侵攻ルートが一本だからこそ、敵を漏れなく索敵し続けることが求められるし、ダメージの多い橋の上で味方を回復して継戦力を上げることにも寄与できる。直線的なマップでかつ隠れる場所の多いマップだから狙撃も活躍するのはもちろんだが、迷彩で前線を抜けて後方のプラント(Dなど)を占拠する突砂も侮れない。

 以上のように、ダリーヤ遺跡は比較的多種多様なアセンが見られ、シンプルなマップでありながらバラエティを感じることが出来る良いマップのように思う。

近況

 かくいう自分はB1ランクをぬるく進行中。CPはマイナスに転じたことはないものの、得られるCPは±0の状況が続いている。安定してきた、と言い換えられるかもしれないが。

 装備は最近フルシュライクに凝っていたのだが、思うところあってここ数日はフルHGにしている。大破の表示に心が折れそうなのもあったのだが、軽量機体にスランプを感じ、その気分転換の意味もある。

 久々の重装備に換装して、感じたのはやはり遅いということ。が、容易に吹っ飛ばない硬さには心底ホっとする。HGにしてからは、主に重火力や支援で前線での盾役を買っているのだが、時々慣れた強襲にも乗っている。

 重装強襲はコア凸では期待できないが、切り込み隊長としては優秀だ。フルシュライクに比べ、魔剣で突っ込んでる最中に撃破されるということが少ないのが実に良い。重装は移動速度が遅いので、ダッシュ斬りで相手をうっかり通り過ぎてしまったということも起こりにくい。ただの撃ち合いでもゴリ押しで勝てることが多いのもいい。
 もっとも、いくらフルHGでも複数の敵にタゲられたら数秒も保たない。それもボーダーブレイクというゲームなわけだが。