てつどう!
鉄道から見える日本シリーズ「西の阪急、東の東急」の再放送を録画して見た。
番組の出来はともかく、懐かしい阪急がいっぱい見れたのが何よりも嬉しかった。俺はもともと大阪出身でも何でもない。それでも大阪は長年住んでいたし、たぶん第二の故郷ぐらいには愛着がある。大阪から越してきて4ヶ月目になり、東京に慣れてきたとは言え、阪急沿線住まいにはあの阪急色の電車がとてもとてもまぶしく思えるのよ。
番組で指摘されていたが、JR大阪駅と阪急梅田駅の連絡の悪さがどうしてなのか、ってのはかなり興味深い事柄だ。東京はそのへんわりと寛容で、渋谷にせよ池袋にせよ新宿にせよ、私鉄とJRはたいていひとつの駅舎に同居している気がする。山手線の向かいのホームが私鉄だったりするし、関西で言うなら三宮みたいな光景があちらこちらで見られる。
阪急の何が凄いかって、大阪の中心地は阪急梅田駅を中心とした梅田、というイメージが完全に定着してることだろう。
東京で喩えるなら、東京駅のすぐそばに丸の内駅という私鉄の駅があるような感じだろうか。
あそこが起点であって、大阪駅はそのオプションに過ぎないという感覚がずっと俺にあった。俺の住んでいた北摂地域では阪急が強かったってのもあるんだけれど。