Tom Clancy's H.A.W.X

H.A.W.X(ホークス)

UBIはトム・クランシーシリーズ初のフライト・シューティングとして、鳴り物入りで発売されたH.A.W.X。「これエースコンバットじゃね？」「アシストオフ意味なくね？」と、発売前からあれこれ言われ続けてきた難儀な作品だけれど、本日めでたく日本語版発売とあいなった。

どうしようもなくエースコンバットそのものなゲームだ。ERSだのアシストオフだの付いてるけれど、本当に基本的にはどうしようもないぐらいエースコンバットだ。でもね、エースコンバット6と違った素晴らしい点が二つある。一つは無駄に多い機体数。AC6にmigが何機あったか知ってるか？そして、H.A.W.Xに何機あると思う？この機体数の豊富さは確実に「ウリ」だ。もう一つはキャンペーンCOOPだ。4人で進めるキャンペーンCOOPはなかなか熱い。一人でやる場合に比べ、COOPだと敵の数が半端無く増えるから派手な戦闘が楽しめる。

世界設定も、実際の地名や国家名が出てくるだけあってリアリティを感じる。今のところ未来兵器は出てこないしね。エースコンバットに物足りなさを感じた人は試してみてもいいかも。H.A.W.Xはフライト・シューティングの全てをカバーするわけでないが、ACには無い部分を補ってくれる。

…AC6はCOOPを付けるべきだったんだ。あんなケチな2ステージしかないものじゃなくてね、せめて2人COOPでも。