星川銀座四丁目 2巻
本日発売。メロンブックスで購入。
星川銀座四丁目 (2) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)
- 作者: 玄鉄絢
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/12/12
- メディア: コミック
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本巻も良かった。ほんわかしてキュンとする感。歳の差+百合という特殊なカップルながらも、これはこれでありだという世界観の構築が本当にうまい。新キャラも登場して、二人だけの世界がみんなの世界へと、ぐっと広がったなぁ。
この人の作品を読んでいてよく思うんだけど、キャラクターが理屈っぽいセリフ回しをすることが多いように感じる。そういうところが好きなんだけど、ちょっと疲れたりもする。百合もの自体がファンタジーなのに、この人はどうして現実的な話を加えたがるんだろう。けっしてふたりの未来が明るいわけではないってことか。
…この少し陰のあるほんわか感がクセになる。
「自由ってのは自分で落とし前をつけるってこと」
"先生"は子どもっぽいし、乙女に依存してるようだけれど、こういう台詞を吐けるだけの人生経験があるってこと。やっぱり大人と子供なんだよなぁと。
…20代も後半を迎えたらこの台詞の意味がよくよくわかってくる。ああ、わかってくるなぁ…。そういう意味でも胸をえぐるところがあるね。