うすっぺらい人生をおくっている気がする

送ってないなんて思ってる人はいないと思うけど。
結論から言うと、何が濃いかを定義しないから、いつまで経っても満たされないんだ。ライフハックがあるなら、ちょっとした単位でチェックポイントをつくっていくことだろうよ。

俺の中で濃い人生と薄い人生は、「何かに詳しい」か「そうでないか」で決まってる。何かってのは何でもいい。俺の知らないことならなんでもありだ。インディーズの歌手でもいい。遥か昔のゲームでもいい。高等数学、外国の話、偉人の言葉、ある分野に特化したシステム、特殊なオタ用語…。そんなのをどこかで振りかざされるたびに俺は自分がうすっぺらい人生送ってるなぁと思っちまう。しかもこのネット社会だ、俺はどうもネット社会にいる住人全てをひとりの人格として見なしてる気がする。そしてそれに負けてる自分を薄っぺらいと思ってる気がする、
ネット社会の住人って有象無象の集積だ、社会そのものだ、そりゃ何にだって詳しいだろうよ、誰かは知ってるんだから。そんな糧もしない神様みたいなのに嫉妬して生きてる気がする。我ながら救えない性質だ。