GA -芸術科アートデザインクラス- TVアニメビジュアルガイドブック
GA -芸術科アートデザインクラス- TVアニメビジュアルガイドブック (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: 原作:きゆづきさとこ,まんがタイムきらら編集部
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 121回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
この本高いよ。
アニメ「GA-芸術科アートデザインクラス-」のファンブック的なものが発売されたので買ってきた。お値段は2500円。
高ぇな…と思ったけれど、手元の「魔法少女リリカルなのは&なのはA's」のビジュアルファンブックの値段を確認してみれば2800円。よく考えたら相場ぐらいか。
中身については値段分楽しませてもらった。割とどうでもいいアニメ各話解説に多くの紙面が割かれてるのはこの手の本の宿命だが、「きゆづきさとこインタビュー」&「描き下ろしマンガ(カラー)」はかなり良かった。
GA材置き場にもあった傾向だけれど、きゆづきさとこは少し自虐的な視点で物事を捉えているように思う。アニメ化発表したときのGA材には「いまさら」というネタがあったし、今回のインタビューでも「女の子の日常系4コマアニメはたくさんあるので時期的な不安」があったと言っている。
同時期にけいおん、かなめも、ひだまりがありゃそう思うだろうけれど。
描き下ろしマンガも捉えようによっちゃ「アニメ化に対するネガティブな感情」に見えるかもしれない。アニメ放映終了に際して各キャラクターたちが感想を言い合うというものだが、結構きわどいネタがある。ナミコさんの胸ネタはまぁいいとして、「あたしたちが若干違和感のある原作絵ですよー」とか「アニメ終了したら世間的には過去の作品!」とかは挑発的にさえ見えるかも。
最近のアニメやコミックにたまに出てくるメタネタと同じものと言ってもいいかもしれない。ただメタネタがメインではなくて、原作ではみじんも見せないところが、うまく切り分けできてる感じで好感が持てる。たぶんそれ系のを本気で描いたらかなり濃いぃマンガが出来そうな感じするんだけどね。
ともかく、アニメ化を経た今後のGAにも期待です。
…あとクロ新刊早くお願いする。