かんなぎ

アニメ化前に何巻か買ってたんだけど、どこまで買ってるか思い出せなくて。本棚の整理してやっとわかったので残りを買ってきた。
前も思ったんだけど、良くできてるんだけど、何がやりたいかよくわからないマンガだ。
何がやりたいか、何が本筋なのかはだいたいわかるんだが、それ以外の脱線エピソードの方が面白いんだ。作者もそれはわかってるっぽいしな。
変人どもの素敵ハイスクールライフルでキャッキャウフフぬるいラブコメ繰り返してれば俺の中ではOKなんだ。「かみさまのじぶんさがし」はあまり興味無い。別にそういうマンガがあってもいいとは思うが、それならメイド喫茶も同人誌もコミケもいらないだろう。作風に合ってないテーマを挙げちゃった感じがする。

かみちゅはよかったな。突然中学生が神様になって、何の神様かわからないけど、それで周囲の何が変わるわけでなく、自然。あくまで神様が中学生であることを世の中が受け入れ、そこに疑問を挟むことはない。不思議な世界観だけど、かみちゅという作品には合ってた。

かんなぎも、自己の存在を見つめてシリアス展開を繰り返すよりは、ぬるくてゆるい世界観で良かったんじゃねーかなーとか思う。今でも十分ゆるいですか。
そういえばどっちもアニメの脚本倉田なんだな。つーかMXではかみちゅとかんなぎを連続で放送してるらしいですよ。東京はすげえな。