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ゾンビランド・サガの舞台めぐりとか

正月休みのことになるが、帰省した折に、わりと近かったので佐賀県に行ってきた。慣れない高速道路でJCTを間違えたり、渋滞に巻き込まれたりすること3時間、目的地となる佐賀市に辿り着いた。このご時世に佐賀にわざわざ行こうとするのは、当然ゾンビランドサガの舞台めぐりであろう。

 

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佐賀市:645広場 第8話のステージのモデル。商店街の一角に存在するステージ。屋根はあるものの全くの野外ステージである。正月だからか人通りはほとんどなかった。

 

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こちらは佐賀城本丸歴史館。2話のラップを繰り広げた場所。元々は佐賀城があった場所、とのこと。本丸と行っても、城郭は既に失われており、門を残すのみである。佐賀城を含む一角はお堀の内側であり、県庁や学校等の公共施設が集中している。元城下町ではよく見る風景だ。

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跡地に建てられた歴史館。

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佐賀藩の当時を伝える資料や当時の城址を再現した部屋や廊下がある。いくつか広間があるが、上記の場所がラップ会場の模様。なお、写真撮影に関しては、資料は禁止とのこと。

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佐賀を訪れる際は、間違いなく車を使うのが良さそうだ。ここは歴史館に併設されている駐車場で、広くはないが訪れる人もあまり多くないのか、正月2日目にしてスムーズに駐車出来た。歴史館を含む城址一帯は公園になっており、子供が正月遊びに興じていた。アニメにも、この駐車場がワンカット出ていた。

 

さて、ゾンビランドサガと言えば、ここに行かねばなるまい。

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ドライブイン伊万里店。このインパクトのある鳥の看板が目印。県内でも有名のようで、住んでる地域によっては全く知らない人もいるというあたりが、実に地方っぽさを感じる。

 とりあえず名物を食べる。鳥の焼き肉と鶏めしと鳥スープがメインとのことで、この全てを味わえる定食が一番人気なのだとか。税抜き954円である。

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炭火とか高級なものでなく普通のガス焼きである。それでいいんだよ!あと、ドライブインなのに酒がしっぱり飲める。

 なお、佐賀市内からドライブイン鳥までは車で約1時間かかる。ドライブイン鳥もかなり人気店で自分が訪れた時も食事できるまでに1時間半ほど待った。特に日照の短い冬の間に佐賀巡りをするのであれば、時間の配分は予め計画しておくべきだろう。

 

ドライブイン鳥での食事を終えてさらに1時間程度ドライブすると唐津市に到着する。

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唐津市歴史民俗資料館。ゾンビィたちの拠点のモデルである。

 

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老朽化のため、現在は中に入ることが出来ない。表にこんなパネルが貼られていた。

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なお、周囲は一般の住宅街で、駐車場は1台分のみでしかも現在休館しているから使うことができない。長時間の滞在は控えたほうが良さそうだ。

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渡り廊下。

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バルコニー。建物の後ろはすぐ海になっている。

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鉄柵と有刺鉄線に囲まれ、敷地内に入ることはできない。建てられたのは明治41年。外から当時の面影に思いを馳せよう。

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歴史民俗資料館から海沿いに東に向かった西ノ浜と呼ばれる浜辺。作中では何度か映った気がする。

遠くに唐津城が見える。冬の玄界灘に人気はないが、夏は海水浴客で賑わうのだろう。

このあたりにも目立った駐車場は無いが、強いてあげるならば付近の史跡、旧高取邸近くの駐車場(有料)から徒歩で来れる。また、唐津城も舞台めぐりのスポットなのだが、距離が1kmあり、かつだいぶ暗くなっていて長居できなかったので泣く泣く諦めている。

さて、最後はこちら。

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唐津市ふるさと会館アルピノ唐津駅の直ぐ側なので、電車で来る人はまず訪れるであろうスポット。

当然のことながら、雪が積もったりとかしていない。九州だもの。訪れたのは日没後で残照もわずかといった時間だったのにも関わらず、写真撮影に勤しむ先客が何人かいて、コンテンツの人気っぷりを感じた。

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忘れがちだけどユーリの舞台モデルでもあるらしく、こっちのポスターも多い。こちらは唐津駅のお土産屋さん。

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唐津駅前の様子。

実際に唐津駅前に訪れてみて、ここに路上ライブで踊ったりするほど広い空間は存在しないことがわかった。上の写真の看板から手前の木くらいのスペースが、おそらく、キャラクターたちが踊っていた空間だと思われる。周囲の建物の造形はよく再現されているので、ここがモデルであることは間違いない。まあ、アニメの舞台モデルというのはある程度作劇上の都合で「アレンジ」が加わっているものだ。どのようにアレンジするかも制作の腕の見せ所ではなかろうか。

 

ということで、1日でちょっぱやで回ってきた佐賀。時間の都合上嬉野温泉には行けなかったし、他にも細かい場所を全然巡れていない。いつか、もう少しゆっくりと回ってみたいものだ。