多摩動物公園とか
多摩動物公園に行ってきた。例のごとく例のアニメの影響である。自分の流されやすさに関しては、ほとほと愛想が尽きそうになるが、動物園なんて何年も(何十年も?)行ってないし、自分はカメラの趣味もあるからと、連休を利用して行ってきた。
寝坊して出遅れたので、動物公園の入場門の前に着いたのは昼過ぎ。連休最終日ながらも家族連れで賑わっていた。浮いてることこの上なかった。
例のネコ科
思えば動物を撮影した経験はほとんどなかった。。
自分は巡礼趣味が少々あり、カメラを持ち歩く機会がそれなりにある方だが、これまでたいていの撮影対象は静物だった。風景を切り取ってばかりいた自分にとって、動物を撮るのはとても難しい。なにせ動物は動く。自分の撮りたい角度で撮りたいポーズをしてくれるわけでもない。まずはじっとシャッターチャンスを待つ必要がある。そしてようやくシャッターチャンスが来たと思えば…ピントが外れている。慌てて合焦し直したときに、そこに動物はいない。
―なるほど。よく言うカメラの選択基準としてのオートフォーカスの速さ、精度というのはこういうときに求めるものなのか、と。
これまで自分のカメラのオートフォーカス性能を疑ったことはなかったが、今日の撮影では物足りなさを感じた。風景であれば、極端な話マニュアルフォーカスでも問題ないわけで、今まで問題が顕在化しなかったということか。
なお、今回動物園に持っていったカメラはα7に、望遠レンズのSAL70300G(マウントアダプタLA-EA4込み)だ。もともとAマウント用のレンズをEマウントに変換して使っていることもあり、手ぶれ補正も効いていない(Aマウントのカメラは本体側で補正するから基本ない)。
300mmを手振れ補正無しで撮るのは結構困難で、ISOを上げ、シャッタースピードを稼ぐしかなかった。まったく無謀だった。
後で拡大すると結構ピントが合っていないのが気になる。Webに上げる程度であれば実用上問題ないとは思うが…等倍でみると…?
よく電気屋の店頭に置いているサンプルにあるような、動物の毛の一本一本までしっかり解像してるような写真が撮りたいよねぇ…とトリミング。あれどうやって撮ってるんだぜ。600mmでも使ってるのか。
帰宅して写真をまとめていて、自分の写真の腕の無さを痛感した。
これまで知らなかったけど、動く被写体を撮るのって難しい…。でもそれだけに撮れたときは本当に楽しい。
写真って本当奥が深い。