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"DAY1 Brand new Castle"

15日、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Storyのさいたまスーパーアリーナ公演の1日目に参加した。ライブビューイングではあるが。とても楽しかったので、記録に残す。

 

まず、チケットを取るのが大変だった。

本公演は、本当に人気があったようで、本会場のチケットが先行だろうが何枚積もうが取れないのが当たり前、ライブビューイングですら落選が続出する始末だったという。事実、自分もLV先行に落選して愕然とした覚えがある。(ガチ勢の多そうな新宿や池袋から少し外れた場所だったのにも関わらずである)

 

"DAY1 Brand new Castle"は、コンセプトとしてシンデレラガールズのライブとして新人を中心に構成されている。初めキャストを見た時に「変わった人選だな」と思ったのを覚えている。だいたいどんな場所であっても、少なくとも大橋彩香の名前はクレジットされているものだが、DAY1にはいない。コンセプトから今までにないものを感じていた。

 

前半戦で特に鮮烈だと感じたのは「Radio Happy」だった。この曲は、CDで聞いたときは正直あまり印象に残らなかったのだが、ライブで聴くとまるで別の曲にように聞こえた。何が違ったのか、それは曲が伝えてくれる世界の広さだったように思う。

この曲は、会場の広さが生み出す残響感や、キャストのパフォーマンス、観客が一体となって初めて機能するように設計されている曲だったのではなかろうかと。そういえばこの手の曲はEDMと呼ばれるんだっけ。高揚感を得るための音楽、まさにライブのための曲と言えた。

 

あと、これはLVだけとは思うが、「共鳴世界の存在論」のLV映像がこの日一番に凝っていて面白かった。歌がノイズぽく加工されるパートで、画面に灰色のノイズのエフェクトをかけたりとか、通常LVは演者をセンターに捉えるものだが、表情を画面端で見切れさせたり、手ブレを入れたり、ロングショットから客とサイリウムを映しつつ高速でパンさせたりと、かなりMVを意識した映像でとても高まった。このままBDに収録してくれないかな。

 

後半戦では、やはりサプライズ枠だった竹達彩奈久野美咲の印象が強かっただろうか。

竹達彩奈に関しては、かなり初期から関わっているはずなのにこれまでライブやイベントには出てこなかったとのことで、「そういう枠」として認識されていたきらいさえある。だから、彼女が登場した瞬間、会場もLVの会場も、その事実を認識できていなかったのではないかと思う。後で彼女自身が「出た瞬間外したかと思った」とコメントしていたが、そのくらいサプライズだったということだろう。あれが幸子か。

久野美咲as市原仁奈に関しては、個人的にはかなり…というか思考停止レベルで相当にびっくりした。思わずLV会場で叫んでしまった程度にはびっくりした。まあ、隣の人も叫んでいたし、会場全体があきらかにどよめいていた。

この驚きについて、後から分析していた人がいた。Tulipでサプライズ無し(LiPPSは美嘉以外揃っていたから最もサプライズが期待しやすかったのにも関わらず)、純情Midnightでサプライズ無し(こちらは神戸の時にサプライズでオリジナルメンバーやったが)、という流れからのハイファイデイズであったからこそ、「サプライズ無しだろう」という先入観を一挙に覆して強烈な印象を植え付けたのだろうと。

そんなハイファイからの、みんなのきもちは、初披露とは思えないくらいの完成度で。他の応援キャストも入り混じっての賑やかなステージに、きっちりと入るコール。誰も予習してなかったろうに…いや、これまでのライブの前座で何回かかかっていたときの成果だろうか…。

 

あと箇条書き。

  • 恋のHamburg♪は、種崎さん最高だとしか思わなかった
  • 一等賞は相変わらず難易度高い
  • Can't stopも相変わらず難易度高い
  • 花簪は3rdと違ってきっちりフル聞けてよかった。3rdでできなかった四季の表現もできた
  • アブナイのオリジナルメンバー良かった、というかクローネ関係ないよな
  • 今回初お披露目の曲はソロで、2回目の曲はお手伝い入れて違うバージョンを聴かせるというコンセプトがあったようだけれど、in factだけはソロというあたり考えてるなと思った
  • ムーンサイドは3rdに続いてめっちゃ演出が凝ってた
  • トワレのときの声とMCのときの藍原ことみの声が全然違ェ!すげェ!一番はかなり緊張してたっぽいけど二番は安定していてどんどん志希度が高くなっていた
  • GOIN'は元々アニメ1期の締めの曲なのに、あまりアニメに関係ないメンバーが揃っている今回でも使うのかと少し驚いた。神戸でもあったけどね。締めの曲として定着させる気なのかなと
  • 5周年のアニバーサリー曲の「EVERMORE」も良い感じだった。765でもなくミリでもなく、シンデレラの直系で、それでいてデレステのアニバーサリー曲のBEYOND THE STARLIGHTとも住み分け出来ていて、隙間を狙ったなとも思ったし、アイマスの楽曲って改めて幅広いなと思った次第

こんな感じで大満足だったDAY1。これほど現地に行けなかったのを後悔したことも無かったとも。

さて、今日もそろそろ公演が始まる。ライブビューイングだけれど。今日の公演は、ある意味このキャストを揃えたこと自体に意義があるとすら思うし、どんなものが見られるか楽しみだ。