ツインテールの吸血鬼はお好きですか

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Super Wide-Heliar f4.5 15mm Aspherical IIIとか

うっかりすると一ヶ月くらい更新を放置してしまう。冬アニメの感想を書く前に春アニメが始まってしまった。さらに言うと秋アニメの感想を書こうと思っている間に冬アニメが始まった。下書きは貯まる一方だ。

 

そんな個人的な事情とはあまり関係ないのだが、VoigtlanderのSUPER WIDE-HELIAR 15mm f4.5 Aspherical IIIを購入した。マップカメラにて77000円程度(税込み)だった。

おれは風景を主に撮影しているので、元々超広角はひとつ欲しいと思っていた。以前17mm-35mmのズームレンズは買ったのだが、Aマウントかつでかいレンズであり、Eマウントしか持ってないおれにとってマウントアダプタも必要だから非常にかさばる存在で、あんまり持ちだしてはいなかった。

そんなAマウントのズームレンズと比べて、このレンジファインダー向け単焦点レンズのなんと小さいことか。α7には常々レンジファインダー的なこぶりなレンズが似合うと思っていて、値段のこなれているSuper Wide-Heliar 15mmをそのうち買おうかと思っていた。

そうこうしてると先日新型の発売が発表されてしまった。新しいSWH15mm、III型は、イメージセンサーへの入射角に配慮した光学設計がなされていて、II型をデジカメで使用した際に発生していた周辺の色被り現象を軽減しているのだとか。さて、どんなものなんだろう。

使用機種、アダプタ、レンズ:α7+VM E-Close Focus Adapter+Super Wide Heliar 15mm

 

 

よく空を撮ると周辺がマゼンタに染まるらしいが、特に問題ないように見える。といっても超広角だからか、周辺は結構光量が落ちてる感じはする。

それにしてもすごくシャープに写るなこのレンズ。周辺は広角ゆえ歪んでいるのだが、恐ろしいほど繊細に描いてる気がする。 

建物撮りに使えるかなぁとも思ったが、角度によっては歪みが協調され、非現実的な写真になる。味と言えるかもしれないが、あまり記録には使えない感じもする。

これまでよく使っていた35mmとは全く違った感触で、どうやって撮ったものか、の模索から始めてる感じだ。おもしろいかと言えばとても面白い。