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ツインテールの吸血鬼はお好きですか

Do you like a twintail vampire ?

8月に観た映画2:「風立ちぬ」

風立ちぬ面白かった。めっちゃ面白かった。

でも、これ零戦の映画でも飛行機の映画でもなくて、夢と仕事の映画だよね。

 

確かに飛行機はいっぱい出てくる。これはもう男の子なら誰でもグッと来るものだよ。

正直おれは第二次大戦時の航空機は知らないし、

材料工学も航空力学も学んでいない人間だけれど、なんとなく飛行機を作るときの憧れ…というんだろうか、モノを作る楽しさみたいなのは伝わってきた。

 

 

でも、これは飛行機を語りたいんじゃなくて、飛行機設計者を通じて、仕事を語りたいのかな、と。

観ている間ずっとおれは自分の仕事とこの映画の主人公の行動の比較をしていた。

堀越二郎は幸運にも、飛行機を作りたいという夢があって、その夢を叶えることができた。でも、そんなに多くの人は夢を追いかけられない。おれもそうだ。そもそも夢ってなんだっけか。

 

「君の10年を力を尽くして生きなさい」作中である人物が主人公に語りかける言葉だ。この言葉がずっと残っている。その10年ってのは、いったいいつからの10年なんだろう。おれの10年は始まっているのか、終わっているのか、まだ始まっていないのか…。

 

 

 

映画の話とはあまり関係ないけど、そんなことばかり考えてた。そんなことを考えさせられる映画だったかな、と。そういう意味で自分の立ち位置を振り返るきっかけにもなったし、そういう意味で面白かった。良い映画だったと思う。

 

昭和の日本の風景は美しかったし、黒川夫妻を初め温かい人間関係も良かった。嫁はファンタジーだと思ったけどな。

艦これ勢としては、航空母艦や零戦の登場に狂喜したりもした。

 

…そんな風に。いろんな見方ができる映画で、この映画を通じてジブンガタリしたくなっちゃいそうな、そんなややこしい映画だった。これもエンターテイメントってやつなのかな。