読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ツインテールの吸血鬼はお好きですか

Do you like a twintail vampire ?

特にねらわれていない学園 (ねらわれた学園:感想)

ネタバレ:峰岸徹は出ない

 

 

ファーストデイということで「ねらわれた学園」を思い立って観てきた。もちろん2012年のアニメ映画の方ね。CMでやたら綺麗な背景が流れていて、気に放っていたのだけれど、同じジュブナイルSFである「時をかける少女」がドヒットしたのでそのフォロワーとして何匹目かのドジョウをすくいに立てられた企画っぽくて、それにアイドルもタイアップしてるし、結局微妙なんだろ…?…と二の足を踏んでたんだ。でもさ、いやぁ…超面白かった

 

何が面白かったかというと、

「俺がやりたいからやった。なんか文句あるか?」

と監督だか脚本だかの理屈じゃない情念を感じたとこかなぁ。普通さ、この手の「一般向けのアニメ映画」ってさ、こう「抑えて」作るじゃない?「時をかける少女」と比較するのが分かりやすいかな。敢えてアニメ的じゃなくするとか、爽やかにするとか…。

だけどさ、ねらわれた学園」は違うんですよ、実に深夜アニメ的な作り方をしてるんですよ。端的に言うと、とにかくエロい。キャラクターが常に発情しているのよ。…深夜のエロ系アニメにたまにあるよね?常に頬に紅が差してるタイプの。そんな感じなのさね。

しかも中学二年生という設定なのにマミさんもびっくりなおっぱいーんなキャラは出るわ、やたらスカートは短いわ、しかもパンツは見えそうで見えないわで、こう画面から目が離せないのよね。中二キャラに制服のタイがおっぱいに挟まっている描写をさせたり、幼女なのにやたらエロかったり、スタッフは真性だわー、と思ったね。これだけで観る価値はあったと思う。

いや、乳首が出たりパンツが見えたりするだけがエロじゃないのね。制服の下に感じられるふくらみとか、スクール水着で上だけセーラー着せたりとか、そういうフェティッシュさを十分感じられたよ…。

 

ストーリーもさ、こう少年と少女がつかず離れず四角関係して、キャッキャウフフしてるわけよ。C子ちゃんはA男くんが好きで、A男くんはB子ちゃんが好きで、B子ちゃんはD男くんが好きなのですよ。それで季節は夏!青春ど真ん中ですよ、あまずっぺぇ。

背景もやたらキラキラしてるしね。そう、背景もすごく綺麗。新海的な超写実的というか、リアルさを少し崩して綺麗にしたような美術だったな。光の表現にこだわりを感じたな。海がキラキラしてるのはもちろん、グレアとかレンズフレアみたいな表現が常に使われていて、常に画面の何処かが「光っている」。だから「光りすぎ」って意見もあるらしいけどね、たぶん「青春ってのはこんくらいキラキラしてんだよ!文句あるか!」って言いたいんだと思う(誰が?)。

 

http://repotama.com/2012/10/37472/

上記サイトによると、スタッフはほとんど男子校出身らしい。そんな連中が考えた青春だ、このくらいストーリーは甘酸っぱくてキラキラしていて中二の妄想みたいになるのは当然だろうよ。砂糖吐いたわマジ…。

 

ってことで、あまり学園はねらわれていませんでしたが、おれはこのアニメ映画の対象としてねらわれていたって感じで。もうすぐ公開終わっちゃうらしいから、耳すまでダメージ受けちゃうようなヤツは是非観に行くと楽しいぞ!

 

 

ちなみにSF要素とか未来とかコミュニケーションが云々とか、主題みたいなネタはあるんだけど、たぶんあまり考えてないと思うんだ。謎の転校生が重要そうな設定を延々と喋ってる背景で「おっぱい大きいこと気にしててさー」みたいな会話とキャッキャウフフを重ねるあたり、世界の命運よりおっぱいが大事だよね、というメッセージだと思うんだ。

 

AKB関係で二の足踏んでる人も少なからずいると聞いているけど、渡辺麻友は十分すぎるほどだったよ。サブヒロインの花澤香菜のゼーガ時代に比べると遥かに上手い。主人公も現役高校生らしいが十分上手い。変な固定観念で観てないアホがいたとしたら馬鹿と呼んでやるね、おれは。