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ツインテールの吸血鬼はお好きですか

Do you like a twintail vampire ?

今日は眠かったという話

睡眠にまつわるいくつかの考察。

 

おれは常々睡眠とは時間である、と主張してきた。量こそ大事である、と。寝られるならばどこでも良く、たとえ野っ原でも8時間寝れば人は元気を取り戻し、次の日も楽しく活動できると、そう信じていた。

 

…長らく信じていたわけだが、ようやくそれは誤りであることに気付いた。つまり、睡眠とは量ではなく、質なのだと、確信するに至ったわけだ。ぐっすり眠れてる…と思っても案外心は休まっていないものだ、と。

 

この確信は、最近健康ランドで泊まる機会に恵まれたことによる。まぁ、恵まれたというか、いろいろ恵まれなかったため、健康ランドで寝泊まりするしか無かったわけではあるが。

最近の健康ランドというのは、素敵なもので、風呂に入れるし、串も髭剃りも貸してくれるし、リクライニングチェアーに毛布まで貸してくれる。正直、腐海と見間違わんばかりに雑然とした我が6畳間に比べればすこぶる清潔であり、快適な空間にも思える。

しかし、そこは複数の人間が同じ空間を共有する場所でもある。縄張り感覚というのだろうか。動物は他の個体同士がごく近くにいることにストレスを感じるという性質がある。家族ならばそれも緩和されるのだろうが、全く血のつながりもクソもない赤の他人が、すごく近い場所にいるってのは想像以上のストレスなのだ。それも眠りというプライベートな時間ならなおさらだ。

 

健康ランドの休憩室は清潔なリクライニングチェアと毛布が支給されるが、そんなチェアが何十と並ぶ空間でもある。そこには何十人もの人がひしめき合っていて、いびき、歯ぎしり、寝言が絶えない。常に他人を意識ざるを得ないということは「おれはべつに人のいびきなんてぜんぜんいやじゃないよー」と嘯いている人間でさえ、少なからずダメージを与えるものなのだ、と。

 

今日はそんな場所で4時間半程寝た。普段のおれからするとわりと十分な時間だ。しかし、起きても夢のなかにいるような感じで、一日中現実感に乏しかった。まるで、昼寝から覚めたような、そんな気分だった。これが家なら4時間でも寝た、昨日と今日の間をまたいだ、という気になるのに。

能率の上がらない、ぼんやりとした一日を過ごし、なんだかたいして仕事もしてないのにすごく疲れてしまった。

 

やっと自宅に帰って、思ったわけだ。我が家はやっぱり一番だなと。どうして我が家はこんなに落ち着くのだろう、と。こんなにクソみたいに片付いてないゴミだらけの部屋だというのに。んで、アレコレ思ったのが上みたいなダラダラとした話。ひとりの空間ってさいこうね