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CentOS6.2 + PT2

一昨日PT3が発表されてちょっとタイムリーだけど、LinuxでPT2使ってマシンを組んでみた。組んだ理由は録画専用マシンが欲しかったから。今の録画用WindowsPCはゲーム用と共用なのでゲーム中に録画が始まると不都合があったりしたわけ。せっかくだからLinuxにしたのはホビーとして楽しむため。

構成は下記のような感じ。

ちょっと古い構成なのは2010年の初夏に組んだものの特に使い道もなく部屋に放置しておいたマシンを再利用したから。現在はやってるAMD Fusionでも良かったかもね。

このマシンにPT2を差して録画マシンをつくる。ただこのM/BはPCI Express x1しかないので、PCIのPT2はそのままだと使用できない。そこでライザーカード「GH-EB262-C13」を使用した。これはPCI ExpressをPCI x 2に変換してくれるもの。6K円くらいした。

 

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こんな感じにPCI Expressのバスがある。

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わかりにくいけど、ライザーカードのPCI Express端子側をバスに差し、ケーブル長を活かしてPT2を逆さまに取り付ける。

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 PT2はブラケットをいったん外して向きを変えてその後、ケースに逆に取り付ける。

これでハードのセットアップは完成…おっと。このライザーカードは給電が必要だったりする。カード上にフロッピーディスクの電源みたいな4ピンのコネクタがあるので取り付けてあげた。

これをやらないとカードが上手く動作しない。起動時にカードの認識自体はするのに(dmesgでも確認できる)、ドライバを読んだ時点でエラーを吐くというとんでもない状態になる 。今回これに大きくハマった…。

 

Linuxは今回CentOSにした。RHEL互換ということもあるし、GUIが青くて綺麗だったから。

参考にしたのは下記サイト。

http://www.kenmaripc.mydns.jp/20111223/590

http://d.hatena.ne.jp/sona-zip/20110201/p1

http://kleck.blog27.fc2.com/blog-entry-1.html

Web上に出回っている情報はPT2の発売時期に合わせてCentOS5が多く、CentOS6のノウハウはあまり落ちていない感じ。基本的にはCentOS5と同じような手順で導入はできるが、一部不要となったりチェックが必要な手順も含まれているよう。

  • pcsc_perl,pcsc_toolはCentOSリポジトリにないので、Fedora8から持ってくるように(9〜13は新しすぎて対応不可)という内容があるが、CentOS6.2ではFedora13から持ってきても問題ないっぽい。
  • CentOSをLive DVDからインストールするとセットアップ内容を指定できない。デフォルトでは開発環境が入らないようなので、入れてあげる。「yum -y install gcc
  • epgrecは新BS対応版がリリースされてるのでそれを参照http://sourceforge.jp/projects/epgrec/
  • MySQLPHPApacheの設定は「とりあえず動く」程度でOKっぽい
epgrecはPHPで構成された電子番組表と録画管理システム。初めて使用するけど多少癖はあるが、なかなか快適に録画操作できる。

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 電子番組表はきちんと動くし、予約録画も出来ているようだけれど、現在のところ安定度がわからない。前使っていたWindows7+TVTest+TVRockよりもきちんと動作することを願ってしばらく運用してみる。