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ロマンスの神様

2/25〜26,3/3〜4の二週連続で長野でスノーボードをやってきた。初めての体験だった。

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自分は冬場のスポーツの経験がほとんどない。生まれが温暖な瀬戸内だったし、うちの親も敢えて雪山に行こうと言うほどアウトドアな人間ではなかったし、おれ自身も積極的にスポーツする人間でもないことから、ついにこの歳までスノーボードをやらずにきてしまった。

今回縁があって、スノーボードツアーに参加することができた。 

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スノーボードというのは、スキーと比べると、スピード感がとてもあって良いのだという。だが、初心者にとってはいろいろ障壁が高いところがある。

・両足を板に止められ、自由が効かなくなる恐怖感。スキーは足は自由だからまだ恐怖は少ない。

スノーボードは足が固定されてるから転倒したときが非常に痛い。しばらく立ちあがれないくらい痛いこともよくある。

スノーボードは滑走するとき、滑り落ちる側(谷側)に背を向けて滑らなくてはいけない。利き足が左なら右側に進むとき、滑り落ちる方向に背を向けることになる。

スノーボードはボードの速度を上げないために体を前に倒さなくてはいけない。怖がって身体を引いてしまうと、板の前が浮いてかえって加速する。

 

とまあ、見た目以上に敷居が高いスポーツだった。こけたりぶつかったりで体をすごくいじめるし、若くて恐れ知らずで柔軟な時期にしかできないスポーツだわ、と恐れ知った。

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それでも流石に土日セットを二回もやれば、おっかなびっくりだけど、ゆるやかにターンを描きながら滑ることはできるようになるもんで。あと少しやれば人並みには滑れるようになるのかな。

慣れないターンを繰り返しながら、初めて自転車に乗れたときのことを思い出してた。あれも補助輪外した頃はとても不安定で、こんなのが進むのかと思ったけれど、慣れるとどうして乗れなかったのかがわからなくなるくらい簡単で。

スノーボードもそうなるんだろか。何にせよ、新しい何かを体験するのは楽しいことだった。

 

 

ゲレンデで出会ったアレコレ。

・コスプレボーダー集団。プリキュアスト魔女の格好でボード持ってる連中に遭遇した。素足は寒くねと思ったが、流石に肉襦袢で安心の防寒対策してた。

・痛板。まさかスノーボードにアニメ絵をプリントして滑る人がいるとは…。上のコスプレ集団もそうだけど、こういうことできる人はそんだけ余裕をもてる上手い人なんだよな…

・竜王スキーパークのゲレンデに響き渡るラジオのDJが、とにかくかわいいアニメ声。どこのアニラジかと思ったら、普通に場内の案内や 人の呼び出しとかやっていて…スキー場の番組かよ!とビビった。

・ゲレンデに響き渡る星間飛行。上記ラジオはリクエストできるので、スキーヤーやボーダーが適当にリクエストを投げてるのだが、よりによって星間飛行をリクエストした馬鹿がいた。それがアニメ声で案内されるのだから、アニラジすぎて。「みんな抱きしめてェー」まで入ってたし、流す方もある程度確信犯な気がする。ゲレンデで聴く星間飛行はなんかすげぇシュールだった。