貯金が尽きた感

人間は貯金を持って生まれてくるもので、生きる限りその貯金を少しずつ使っていく。貯金は努力によって増やすこともできる。だが、ろくに努力しないといつか貯金が尽きる日が来る。

とまぁ、1月に入ってからそんな気分になる程、これまでの人生では出会わなかったような…敢えて目を伏せていた問題に直面するようになった。自分はいかにこれまで「何も考えず」に生きてきたか。振り返れば、これほどふわふわした思考と、3分前のことと1分先のことしか考えられない鳥頭で生きてこれたのが不思議なぐらいだ。

これまで強運と生まれ持った貯金でなんとか生き残ってきたが、今やってるのは信用の切り売りだ。近いうちにおれはギリシャみたく破綻してしまうだろうな。…おれは、やり方を変えなくてはいけない。心を入れ替えるというのは安い言葉だ。心を規定するのはプロセスだ、やり方だ。

2012年は、これまでろくに考えてこなかった人生、を考える年になりそうだ。