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TimeMachineをTimeCapsule以外のNASで使う

Apple純正のTimeCapsuleを使うのが一番楽なんだけれど、無線LANいらね+ちょっと高めということで、安いBuffaloのNASを使ってみた。

今回使ったのはBuffalo製LS-V2.0TLという、2TBのNAS。RAID機能はない。予算とあくまでメインマシンのバックアップであるという位置づけからの選択だ。ここにあれこれ共有用データを置くなら、RAID1はかけたいところだが。

このNASは現在使用しているルータに接続した。ルータは無線LAN機能もあるから、家中どこからでもアクセスできる事請け合い。


TimeMachineは原則として、NASではTimeCapsuleしかサポートされていないが、一般のNASでも使うことは可能であるという。あれこれ検索した限り、一応内部的には、以下のような作りになっているらしい。

(1) ディスクイメージファイルをNAS上に作る。Mac公式のHFS+でフォーマットされているのだと思う。
(2) Macからマウントさせる。
普通のネットワークボリュームはマウントの対象とならないが、ターミナルからコマンドを打って、「サポートしていないNAS」を見えるようにすればよいらしい。
defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsuppourtedNetworkVolumes 0

ただLinkstationではこのコマンドはいらない。ただネットワーク設定でAFPサポートをオンにする必要がある。調べるとTimeMachineとTimeCapsuleは通信にAFPを用いているという。
(3)TimeMachineはこのボリュームを発見してマウントし、バックアップに使う。マウントはバックアップ時のみだけ行われるようだ。


BuffaloのNASの場合、設定はマニュアル通りにやればよい。
http://buffalo.jp/download/manual/html/lsxhl/timemachine.html


BuffaloのこのNASはデフォルトで「LS-VLAEF」というホスト名になっているが、TimeMachine用設定をすると「LS-VLAEF-TimeMachine」というホストが現れる。TimeMachineはこっちをマウントして使ういたい。

ここで問題。
初回バックアップは有線LANで接続して行ったが、それ以降ケーブルを外すと、TimeMachineによるバックアップが失敗するという事象に見舞われた。無線LAN経由だとなぜか「LS-VLAEF-TimeMachine」が見えなくなり、TimeMachineからマウント出来なくなるかららしい。

あれこれ試してみたけれど、結局一番よい解決は「再起動」することだった。再起動後は無線LANでもマウントもバックアップも出来るようになった。
原因不明。さて。