花咲くいろは

面白い。

…面白いのだが、なんか期待していた方向と違った方向に面白くなってる。
「花咲くいろは」ってのは、少女が旅館での厳しい仕事の中で成長していく話だったはずなのだが、なんだか、旅館を舞台にしたコメディになってるというか。「日曜夜に重くなるものみせんな！」だったはずなのに「ああ、面白かった。明日から頑張ろう」という気にさせるというか。…ある意味正しい気もする。

さて、今回は喜翠荘の仲居頭、巴さんのお話。同級生が軒並み結婚し、20代も残り僅か。仕事も先行き見えない。「もう仕事やめて実家帰ろうかな」と迷ってるような時期。ああ、自分も似たような世代なので巴さんが抱える悩みというか迷いもわかる。

けれど、このアニメはそんな悩みをこんな話で解決するなや！

一言で言えば「花咲くいろは　ふもっふ」フルメタネタもフルメタネタも地獄の黙示録ネタもあるというなんというか、コメディ色が極めて強い番外編的な話だった。巴さんの裏目に出まくる行動や珍しく全開笑顔のミンチ、相変らずいじめたくなるなこちーと表情だけでも楽しめた。

…そういえばふもっふの「女神の来日」も能登大活躍だったなぁと。

本編は結構重そうなんだけど、大丈夫なのかな。