魔法少女まどか☆マギカ四話

暗くて重い。話も、演出も、まるでホラーやサスペンスの文法で。
魔法少女というきらびやかな印象からすると、今のまどかの展開は陰惨すぎて。

ただ魔法少女で意外性のある展開ってのはそれほど例が無いわけでもなくて、それこそ「なのは」は戦闘と熱さであれほどの人気を得たわけだしな。
「まどか」が特徴的なのはメンタルに訴えてくるところだろうか。魔法少女がとんでもない役目で、身近な人が死んだり傷ついたり魔法少女になったりで、どんどん外堀が埋められていって、まどかがドツボにハマっていっているように思わせるのがうまい。
魔法少女まどかというタイトルなのにちっとも変身どころか魔法少女になる気すら挫けてしまうあたりとか、すごく狙ってるよね。魔法少女になるってことが作品の大きなテーマのひとつなんだろうなぁ。

…しかしまぁ、オリジナルてのは楽しいもんだね。