当て屋の椿
- 作者: 川下寛次
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
実家に帰省していたとき、地元書店で購入。ヤングアニマルで連載中だとか。エロス&バイオレンス溢れるマンガだった。
ときは江戸。女性恐怖症の春画師鳳仙が、ひょんなことから当て屋(=探偵みたいなイメージ)の椿と知り合い、振り回されながらも事件を解決していく話。
いわゆるバディものっぽいけど、どっちかといえばトリックみたいなイメージかと。当て屋は論理的に物事を組み立てて、背後にある真実を見抜く商売らしいが、推理要素は薄め。あまり現実的ではなく、江戸というバックグラウンドもあって若干オカルトも入っている。人間の情念って怖いね!系だろうか。
そんなマンガだけど、吉原やら春画が題材になってるだけあって、とにかく絡みのシーンが多い。エロい。そのうえ殺人シーンはかなり残虐だ。エロス&バイオレンスを主上に掲げるヤングアニマルらしい作品だなぁと思った。
二巻以降も買いたい。