世紀末オカルト学院
地獄少女第三期的悪乗り分を90年代オカルトで存分味付けしたようなギャグ作品だった。だいたい世紀末から10年も経ってるのに今時「世紀末」とか、ムーとか、MMRの洗礼を受けた世代には触れるものがありすぎる。
一番意表を疲れたのは、突然取り憑かれてるメガネでもなければ全裸の少年でもない。LOVEマシーンだ。
俺は特別にモー娘。が好きなわけじゃない。けれどあの年空前のヒット曲を忘れるわけもない。逆に言えば。あの曲に反応してしまったこと自体、年を取ったと証拠ってわけか。
俺がオタっぽい気質があると自覚したのがちょうど1999年のことだった。このアニメに散りばめられた要素は現代に生きるオタにとっちゃ俺にとっての80年代みたいな感覚なのだろうか。
やれやれ。