ブレスオブファイアIII
三連休の一日を十年以上前のゲームに、しかも一度プレイしたゲームに費やすのは時間の無駄なのかもしれない。世の中にはまだプレイしていないゲームも、見ていない小説もいっぱいあるのに、同じモノを二度も三度も楽しむのは、とてももったいないことなんじゃないだろうか。
それでも、ダラダラと、PSP版ブレスオブファイアIIIを続けてしまうのは正しくゲームが面白いからなんだと思う。
連休中に少年編を終わらせ、青年編に突入した。ストーリーの核心に入っていく部分だ。やっぱり青年期のフィールドの音楽が素晴らしい。少年期の音楽と同じメロディーなんだが、アレンジがぐっと大人びていてせつなさを感じさせる。このBGMを聞くためにプレイしているようなもんだ。
ただ古さを感じさせるところもあって、ロードがかなり長い。PSPのスペックはPSをぶっちぎっているし、DL版なんだからローディングそのものはかなり速いはず。だけど、ほとんどPS版と同じローディング時間に感じる。
どうも内部的にウェイトをかけてるような気がする。町からフィールドに出るとき、画面が暗転したままBGMだけ先にかかり、あるタイミングで画面が復帰する。何度やっても曲の同じ部分で画面が出てくるのは、意図的なものだろう。PS時代はローディングどうしようもなかったから、演出を兼ねることによる苦肉の策だったんだろうが、PSP版ではもうちょっとシャキシャキ画面が変わっても良かったんじゃないかなぁと思う。