密室のサクリファイス
- 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
- 発売日: 2010/02/04
- メディア: Video Game
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密室のサクリファイスは、D3パブリッシャーより発売された脱出ゲーム。公式でのジャンルは「トラップアドベンチャー」らしい。
一見「Webでよくあるような脱出ゲームにギャルゲーを足しましたよ」的な作品に見える。プレイした感じではそれは割と正しい印象だったかな、と。
出てくるのは5人の少女。どいつもこいつも訳ありで、過去にいろいろあって心に傷を負っちゃってる。そんな彼女たちが殺伐としながら、無人となった地下都市を抜け、地上を目指すというストーリーなんだ。
その地下都市もただの地下都市じゃなくて、"なんらか"の理由で地上と隔絶されることを選んだという設定。数百年の時が流れて住人にとってはそれが世界となってしまってるんだとか。管理政府は何か怪しげな計画を持ってるし、地上を目指す新興宗教がテロを計画してたりする。
そんなバックストーリーが脱出の合間合間に語られる。
その脱出がとても難しいんだ。表紙がギャルゲーチックだとか、設定がそそるとか、そういう気分を打ち砕くほど難しいんだ。
序盤からしてぶっ飛んでる。テンキーによる暗号解読があったのだが、ここで3日詰まった。…数十ステージある中の3ステージ目だった。ほぼノーヒントで、かなり心が折れた。
見た目に反してすごく硬派。他のステージもヒントが少なめで難しいものが多い。それも脱出だけじゃなくて、暗号もあれば直感が必要なパズルもあるし。
少女たちのキャッキャウフフが見たい俺にとっちゃかなりきついパンチだった。
ここからは伝え聞いた話。実はこのゲーム、結構ストーリー凝ってるらしい。いや、良いストーリーなのだと。
Twitterで検索してみてもわりと評価が良い印象。神ゲーとは言わないが、十分良いゲームなのだそうだ。
俺の進行度はやっと前半の終わりが見えてきたところ。ストーリーの全貌さえ把握できていない。現状も雰囲気はいいので、後半の展開に期待できそうだ。
・参考?
http://news.dengeki.com/elem/000/000/236/236246/
文字の形がいいという意見。フォントが独特だよね。俺もあのフォントの醸し出す雰囲気に惹かれたのかも。