地方民の悲哀
高松市に移ってきたため、新番組というものにほとんど立ち会えない。地方に住むのは5、6年ぶりだが、こんなに大変なものだったっけ…とかつてのことを最近よく思い出している。でも、昔と違うのはインターネットが発達したおかげで"合法的"にも多くのコンテンツに触れることがかつてと違う。
おかげで生徒会の一存だってそらのなんちゃらだって聖剣のなんとかだって見ることができるわけだ。でも、DTBはやらないんだぜ。
アニメイトが無い地方とある地方では雲泥の差がある。山口で少年時代の一時期を過ごした俺はそう感じていた。
しかし、とうとうアニメイトが山口に進出する。とうとう、である。2000年代の終わりの年に、ようやく。この少子化と過疎化が進む、片田舎に。
アニメイトは思ったよりもはるかに全国展開をしている。採算とれているのか心配になるくらい。でも、進出してるってことは儲かるアテがあるんだろう。確かに、地方の餓えは半端無い。最近でこそネット通販が一般化したから多少はマシになったが、やはり現物を、その場で買える魅力ってのは、ネットとは比べものにならないよ。
2010年代の山口のオタは救われるかもしれない。せいぜい盛り上げてやってくれ。俺もここから応援してるから。