その分断された感想の原因は何か
GA 芸術科アートデザインクラスの感想を書くにあたって、よその人はどんなことを考えてるんかなーとあちこち検索って観たんだが、その結果が感想そのものよりも面白い。アニメ版GAの評価はかなりぶれている印象。人によってかなり捉え方が違うみたい。
話、ネタ、キャラクターがわからない点では原作既読、未読が大きな理由になりそうだ。
声優が合ってる・合ってないも人によって感じ方が違うようだ。ある人にとっての「合ってない」が他の人にとっての「ハマリ」だったりね。
テンポがいいという人もいれば悪いという人もいる。美術ネタが面白いという人もいればつまらないという人もいる。原作通りの4コマ進行が良いという人もいれば、工夫がないという人もいる。
この作品は本当にかなり高い評価か、低い評価のどちらかしかされておらず、中ぐらいがあまり見当たらない。
「肯定」と「否定」の割合は半々ぐらいだろうか。それが興味深い。
"あの"エンドレスエイト問題に比べればこの賛否両論も議論にもなってるわけじゃない。つまらないことだけれど。
…単に人を選ぶ作品ってことだ。それが再確認できただけでもアニメ化の意義はあったと言える。
でも、作品を構成する要素のどのへんが人を選んでいるのかが結構気になる。逆に誰にも受け入れられるものがあるとすればそれは何なんだろうか。