iPhone 3GS

　とうとう念願のiPhoneさんゲットです。これで3G回線を利用してどこでもネットにつながることができる…。
　ケータイはもともと「つながる」ことを目的としたデバイスだけれど、iPhoneはそのコンセプトを忠実に体現していて、「ああ、俺は今つながってるなぁ」と思わせてくれる。電話しないけどね…。

　俺のiPhone熱というミーハーが始まったのは実はわりと最近で、4月の終わりにiPod touchを買ったことが直接のきっかけだ。これまでも身近にiPhoneを持っている人はいたし、去年の今頃、iPod touchを初めて見たときにゃかなり興奮したもんだが、不思議と自分で実際に持ってみようとは思わなかった。

　けれど、昨今のApp Storeの盛り上がりであるとかを伝え聞くうちに、次第にiPhoneを取り巻く世界に興味を抱き始め、周囲でも無視できない数の人間が使い出していて、俺もその世界をのぞいてみなきゃ本格的に乗り遅れるなーと危機感を抱き、そして自分が初めて起こしたアクションがtouch購入だったわけだ。
　まずはiPod touchで音楽を聴くことから始めた。iTunes Storeで曲を買い、タッチ操作で遊び、アプリをいくつかインストールした。そして今日、iPhoneを購入するまでに至った。

　どこでもネットが出来るというのは魅力だと思う。2ヶ月前の俺にはそれがイマイチわからなかったから、iPod touchを買うことになり、無駄な投資をしたとも言えるわけだが、結果として迷って正解だったと思っている。迷っているうちに新型が出たからだ。
　一ヶ月ほど前にiPhone for everyoneキャンペーンの延長が発表されたときには、新型の発売が遠退いたという分析もあり、買い時は"今"という風潮もあった。…でも焦らなくてよかった。WWDCの発表を聞くことができた。予約に走ることができた。発売日までやきもきして、生きるモチベーションを上げることが出来た。そして新機種発売の日に手に入れることが出来た。
　…新規でiPhone持ち始めるなら今が最善のタイミングだと思う。そう後から考えれば、俺の足踏み・お茶濁しは良い方向に働いたんじゃないかな。

　俺が求めていたのはどこでもネットにつながるiPod touchだ。通話もメールも赤外線もおサイフも、全く期待しちゃいない。それは今のケータイで十分だからな。ただ今のケータイで最も不十分に感じていたのがネット閲覧であり、iPhoneのsafariはどのケータイに載っている"フル"ブラウザよりもマシに動く。だから非常に満足。