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浅草寺

浅草寺へお参りをしてきた。

俺はわりと信心深い人間だ。まあ普段は神も仏も信じちゃいないが、縁起物と験担ぎは嫌いじゃないってぐらいだけど。5月は季節と季節の節目であり、体や心で悩むことが多いヤクい月だ。俺が何年か前の春に大阪に引っ越しして、初めて体調を崩したのもその年の5月だった。5月病と言う言葉が出来るぐらいだ。体のことはともかく、心に関しては、自分以外のよりしろを求めておくのも悪くない。
ってことで、拝みに行ったわけだ。


まあ、ただ単に東京観光したかっただけなんだけどね。


有名な雷門というやつ。松下電器と下に付いているのは、これを寄進したのが松下幸之助だかららしい。やはり成功者は違う。松下のより一層の反映を祈願すると同時に、永久的に松下の名前を宣伝し続けることができるってわけだ。社名から松下無くなったけどな…。



仲見世通り。お土産屋が立ち並ぶ通り。お祭りでもやってんのか、ってなぐらいの人ごみ。春でも熱気を感じるのに、夏に来たら倒れてしまうかもしれない。京都と同じく外国人観光客が数多くいたのが興味深い。特に白人さんが、いわゆる日本的なもの、浮世絵やら箸やら、ああいったものを物珍しげに眺めていたのが印象的だった。
浅草の街自体、下町で、ごみごみしていて、古い建物が多くて、昭和的で、それでいて活気があって。…なんだろうな、東京が都会ってのは決して新しくて綺麗だから都会なんじゃなくて、ああいう人が集まってるパワーがあるから都会なんだろうな。大阪で喩えると新世界あたりの雰囲気に近い気がした。

肝心の寺に着いてみれば

補修工事中だそうな。現在の建物は空襲で焼けてしまったのを昭和33年に再建したものだそうだ。つい昨年が再建50周年。ええ加減古くなってきたってことだ。何百年経ってる建物だって補修工事なしに存続することは不可能だ。人が手を入れるから建物が長生きできるわけであって、どんなに立派な伽藍だろうと無人ならばすぐに荒れ果て、数年で朽ち果ててしまうだろう。
まあ浅草寺の周囲が過疎る気配はなさそうなので、これからもずっとこの寺は保たれていくのだろうな。


浅草寺の由来を読んだのだが、
http://www.senso-ji.jp/about/index.html
兄弟が漁に出て、底をさらったら仏様みっけたってのはなんかモチーフあんのかな。
http://www.kawasakidaishi.com/about/history.html
川崎大師では親子だけれど、やっぱり仏像をみっけてるわけで。
川や海が近いとそんな由来が多くなるのかなー。


それにしても改めて気付いたことがある。浅草って上野・秋葉原の東にある地域なのね…。俺の脳内の東京地図に新しい一ページ。