ツインテールの吸血鬼はお好きですか

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セブンスドラゴン

amazon先生が発狂し続けて、ここ3週間毎週木曜日にきっちり新作ゲームが届く。前のゲームが終わらないうちに次がくる。今日やってきたはセブンスドラゴン(特典付き)。3回目ともなればペリカン便の人もようやく俺がいつも日中不在であることに気付いたか、不在票を郵便受けに入れるよりドアの前に箱を放置することを選んだ。俺にとって都合はいいんだがサインしなくて大丈夫なのか心配だ。

セブンスドラゴン世界樹2より世界樹2らしいと聞く、スタッフ的な意味で。もっとも、あまり似ているとか似ていないで語るのはよくないだろう。たとえテイストは似ていても両者は別のゲームだ。逆に世界樹から脱却していなければセブンスドラゴンである意味は無いとも言える。俺は世界樹に無いものをこのゲームに期待したい。
世界樹がWizを目指していたなら、セブンスドラゴンはドラクエを目指しているようだ。ウルティマなんてしらん。


数時間プレイしたが、2009年にこんなゲームが存在していいのかと問いかけたくなるぐらい古いRPGに思える。現代的な要素があるとすれば「絵」だろうか。表だったストーリーは無く、プレイヤーの好きにしろと言わんばかりに放置される。君はどんなパーティーを編成してもいいし、あるいは一人旅をしてもいい。昔気質であると言えるし、あるいは昨今の自由度が無いと揶揄されるRPGのアンチテーゼを狙ってるとも言える。

さて、最初のお楽しみはパーティ編成だ。
ドラクエ3に倣ったのか、ナイト・ファイター・ヒーラー・メイジがバランスいいらしい。が、俺はナイト・ローグ・プリンセス・ヒーラーとちょっとひねくれた編成をしてみた。これに独自のスキルツリーによる特化が加われば、人とは全く違うプレイ体験が出来そうだ。
そう。たぶんに選択肢の多いゲームだけれど、それでも最適な編成とスキルツリーは存在するだろう。けれど、自分の好きなように選び、苦労することもできる。ゲームとしての正解はどっちだ?
最善が最良じゃない。ときには思わぬ苦労をすることだって、RPGのRPGらしい楽しみ方なんじゃないかって思う。ゲームの中での正解がゲームをプレイする上での正解であるとは限らないんだ。

…始めたばかりだ。このゲームの評価は終わらせてからまた考えることにしよう。