有馬記念

普段競馬のけの字も思い出すことのない俺だが、出かけた先の日本橋の立ち食い寿司屋でまぐろづけ丼を食ってる最中、店内でかかってるラジオのDJが有馬記念の話題を始めた瞬間、体に電撃が走り、唐突になんばWINSに向かうことを決意した。
お祭り好きだから。

競馬場には何度か行ったことある。普段競馬をやることも無いし、どの馬が人気なのかとか、ジョッキーが誰とか、三連複と馬連もよくわからない人間だけれど、レースを見ること自体はとてもエキサイティングだと思う。
あの雰囲気は他のお祭りとちょっと違う。熱気とか興奮とかは当然だけど、その裏にどんよりとした欲望めいたものを色濃く感じて、それゆえに一層強く心を揺さぶるというか、100円も賭けてない馬を応援したり、その逆があったり、動かされる感じがして、競馬を見るのは嫌いじゃない。

ってことで、中山競馬場まで行くことは出来なかったが、WINSのテレビでしっかり観戦しました。
一位のダイワスカーレットは今回の本命だったらしく、でオッズでも一番人気。対して二位のアドマイヤモナークは一番不人気。しかもレースの途中までモナークはドベ。そこから追い上げて二位。
面白いと思った。そういうことって起こるもんなんだなぁと。
3連単の配当が100万近くで、暮れにふさわしいドリームなレースだったんじゃないかなぁと競馬に詳しくない俺は感じたのでした。

たまにはああいうのもいい。