FarCry2とロマサガ

FarCry2もほとんど終盤。武装勢力の幹部を一掃し、これからジャッカルと決着を付けに行くってところか。
プレイ時間は30時間以上。近頃のFPSにしちゃなかなかヘビーな部類に入るんじゃなかろうか。

このゲームは基本的にミッションを遂行することで話が進んでいく。そしてメインミッションは複数の展開が用意されている。

シナリオに関わるミッションを受けた場合、バディが「より良い方法」を教えてくれる。これは本来のミッションを行う前に、裏工作を行う、という内容だ。
このバディのやり方に従うか否かによって、シナリオが分岐していく。もちろん、常にバディに従ってミッションをこなすことが、本当に良い結果につながるのかどうかはわからない。自分で選ぶのだ。

以上のように、メインのミッションは基本的に二通りに分岐している。戦争終結のため、ジャッカルを消すため、シナリオを進めていくことになる。

ストーリー展開について、まだ一回目のプレイだから断言は出来ないが、発売前に喧伝されていたような完全に自動的なシナリオ…と言うほどのものでない気がする。分岐数は膨大だが。
主人公として選べるキャラクターが複数人いて、選ばれなかったキャラクターはバディになったりするようだ。ストーリーの進め方によって出会うバディの数は変わってくるらしい。

…このゲームの自由度には、ロマンシングサガの面影を重ねてしまう。シナリオ展開のやり方がなんだかね。FarCry2はオープンワールドFPSだ。それでいてれっきとしたRPGでもあるってことだ。

何がRPGで何がFPSなのか、その境目はよくわからんが、俺はFarCry2にFPSとしての面白さよりRPGとしての楽しさを感じる。