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しゅごキャラとペルソナ

先週のあむちゃんの節操ないキャラチェンジが何かに似てるなぁと思ってよくよく考えるとペルソナに思い至った。


しゅごキャラってのはなりたい自分で、ペルソナってのは抑圧された意識を自我で縛ったモノ。もう一人の自分という点では共通していてる。そして、その「もう一人の自分」の能力を自身にフィードバックさせて行使する。そして特別な素養を持った主人公だけ「いろんな自分」を使い分けることが出来る。
こう部分を抜き出してみれば両者は結構似てる。


この似た感じは、この手の守護霊的な能力バトルは昔っからよくあるもんだから別に珍しいものじゃない。それこそ「スタンド」が頂点を極めちゃってる感じがするんだが(ペルソナもアルカナだしなぁ)、なんでこういった能力の視覚化がアニメ・ゲーム界でよくあるものとして受け入れられてるんだろう。ただ単に魔法や超能力を出すだけじゃエフェクト的に地味なのだろうか。


そういやCCさくらもそんな感じだったな。魔法それぞれにビジュアルが用意されてたり。ただ単に魔法を唱えてるんじゃなくて「力を借りる」ところが強調されてた感じ。そして力を借りてるからこそ「いろんな」種類の魔法を使える。


ん、「いろんな」ってとこは重要なのかもな。専門的な能力を持つ系よりも、わりと万能な能力を持つのが主人公に選ばれる理由はそのへんにあるのか。
なりたい自分とかそういうものが明確に定まってる人は少ない。だから、いろんな能力を借りて使い、時にはそのことで悩んだりする主人公のが受ける。自分を重ねられるから。
あるいはその万能感に優越を感じたりもできる?


そういえばしゅごキャラCCさくらも、能力の使い方がゲーム的(少年マンガ的?)だよな。だからこそ大きなお友達受けするんじゃなかろうか、とか。